父が子供に対して直接、愛情を示すということが簡単なことではないことは、結婚していない者でもよく分かる。辻仁成は、6年ぶり6本目の監督作となる『ACACIA』を「個人的な…身勝手な立場で書いた手紙のようなもの」と表現する。それは、離婚した妻の元に引き取られ、いまは離れて暮らす息子への手紙。伝えたかったのは「忘れたことは一日だってない」という思い。東京国際映画祭のコンペティション部門の一角を占める、父から息子へ向けたこの“優しい私信”について話を聞いた。
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アントニオ猪木インタビュー「良いパパにはなれないけど子供に背中見せて生きたい」
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