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シネマカフェ的海外ドラマvol.253 「ホワイトカラー」N.Y.現場レポート 最終回

日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入! 今回は、番組ファンにはおなじみとなっているセットの数々を見学させていただきました。

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「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
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  • 「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
  • 「ホワイトカラー」現場レポート FBI -(C) PATRICK HARBRON
  • 「ホワイトカラー」 -(C) 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
  • 「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
  • 「ホワイトカラー」現場レポート ピーター夫妻の部屋 -(C) PATRICK HARBRON
  • 「ホワイトカラー」現場レポート ピーター夫妻の部屋 -(C) PATRICK HARBRON
  • 「ホワイトカラー」現場レポート FBI -(C) PATRICK HARBRON
日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入! 今回は、番組ファンにはおなじみとなっているセットの数々を見学させていただきました。

「ホワイトカラー」の撮影が行われているのは、クイーンズにあるシルバーカップ・スタジオ。「SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ 」「ゴシップガール」の撮影場所としても知られる有名スタジオです。ここには、ニールが居候をしている屋敷、ピーター&ニールが犯罪捜査にあたっての作戦を練るFBIオフィス、さらにはピーター&エリザベス夫妻が暮らす自宅などなど、ドラマ内で目にするセットの全てが揃っていました。

最初に足を踏み入れたのは、モジーが入り浸っていることでもおなじみの(?)ニールの部屋。FBIの捜査に協力する代わりに自由の身となったニールの住まいです。FBIの用意した部屋をお気に召さず、豪邸持ちの未亡人と仲良しになって居候させてもらうことになったニールですが、その設定にも納得できるほど洗練された室内が素敵! 一流を愛する彼らしい、センス抜群のインテリアです。プロダクション・デザイナーのスティーヴン・ベアトリスによると、「シーズン1当初はホワイトだった部屋の壁を、オフホワイトに塗り直したんだ。居候として住み始めたニールの好みが徐々に現れ、ダークな部分もある彼の内面が反映され出したということだね」とのこと。キャラクターの変化に合わせ、セットそのものをマイナーチェンジしていくのもプロダクション・デザイナーのお仕事です。ちなみに、ニールお気に入りのバルコニーもきちんとありましたが、一望できる摩天楼だけは写真を施した巨大カーテン。スタジオ撮影にはおなじみのアイテムですね…。

次に見学したのは、ニールが入り浸っていることでもおなじみの(?)ピーター&エリザベス夫妻の自宅。リビング、キッチン、寝室など、朗らかな夫妻の雰囲気に合わせたほっこりインテリアに心地よさが表れています。スティーヴンによると、こちらのセットでもマイナーチェンジがあった様子。「パーティプランナーからキュレーターへ、働く女性としてステップアップしていくエリザベスの変化に合わせ、より上品なインテリアに変えていったんだ」と教えてくれました。

そして最後に待っていたのは、モジーが寄り付かないことでもおなじみの(?)FBIオフィスです。ガラス張りがスタイリッシュなピーターの個室はもちろん、コンサルタントを務めるニールのデスクや指名手配写真の貼られた掲示板、さらにはエレベーターホール、取調室などなど。知的犯罪の数々に立ち向かうホワイトカラークライム・ユニットのフロアが、ドラマで目にした通りの配置でド〜ンと構えてありました。しかも、撮影のしやすさも考慮されているだけになかなかの広さ。就職希望者が増えること必至? の素敵オフィスでした。

ところで、スタジオの中には各キャラクターの衣装が詰まった衣装部屋も。ニール愛用のスーツも収められています。「『ホワイトカラー』に関わる前は、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』の現場などで働いていたわ」という衣装担当、カレン・マレッキーによると、「これまでにニールが着たスーツは20〜25着くらい。エピソードをまたいで同じものを着ることもあるから、数はさほど多くないの。最近着たもので一番高かったのは3,000ドルの『ドルチェ&ガッバーナ』かしらね。マット自身はカスタムメイドのスーツが大好きだから、マンハッタンの有名店『マイケル・アンドリューズ・ビスポーク』にお願いすることも多いわ。生地やフォルムを選び、望み通りの服を作ってもらうの」とのこと。そういえば、ロケ先で突撃したマット・ボマーが「物語の設定上、ニールの着る服はレトロなものが多いけど、本当のヴィンテージはウールで作られていることが多いから重くて暑い。カスタムメイドが一番だよ!」と言っていましたね…。ちなみに、衣装コンセプトは「一言で言うなら、ニールは“華やか”、ピーターは“知的”」だそう。セットから衣装まで、様々なこだわりが感じられる「ホワイトカラー」の現場でした。



「ホワイトカラー」シーズン1〜3 全46話一挙放送!
ミステリー専門チャンネル AXNミステリーにて放送

シーズン1:10月13日(土)10:00〜23:00【字幕版】
シーズン2:10月20日(土)10:00〜24:00【字幕版】
シーズン3:10月27日(土)10:00〜24:00【字幕版】
公式サイト: http://mystery.co.jp/program/white_collar/

「ホワイトカラー シーズン3」DVDコレクターズBOX
価格:13,440円(税込)
発売中/レンタル中
発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/whitecollar/

© PATRICK HARBRON
© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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