台湾発『あの頃、君を追いかけた』、老若男女の心をとらえてスマッシュヒット!

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『あの頃、君を追いかけた』 -(C) Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.
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現在、公開中の台湾発の青春映画『あの頃、君を追いかけた』がスマッシュヒットを飛ばしている。メイン館の新宿武蔵野館では、公開初日からの10日間ですでに3,873人を動員。観客層は、“あの頃を思い出させる”と老若男女を問わず、幅広い年代にわたり、同劇場で5月に公開され、ヒットした韓国映画『建築学概論』を上回るペースとなっている。

本作は当初、90年代初頭に高校生だった映画の中の登場人物たちと同世代の、30~40代の層をターゲットに宣伝されてきた。宣伝担当の山口氏は、「昨年のヒット作『サニー 永遠の仲間たち』が中年男性層に支持されたのと同じように、先ずは“男が泣ける映画”として注目してもらえるよう心がけました」と語る。

公開直前に行われた、中目黒で無料上映&トークイベントを行い人気を博す「ナカメキノ」では、『サニー 永遠の仲間たち』を応援した映画解説者の中井圭氏を始め、熱を上げたオッサンたち“おっサニー軍団”が再結集。トークゲストのマキタスポーツ、飛び入り参加のダイノジの大谷ノブ彦と共に、作品の魅力が熱く語られ、ネット上でも注目を集めた。

とはいえ、ハン・ガイン、オム・テウンという韓流スターのファンをベースに集客しながら、口コミが次々と拡がりヒットに至った『建築学概論』とは異なり、本作は日本の観客にとっては、完全に“ノースター”映画。しかも、“初恋”をモチーフにした青春映画は、邦画でも続々と製作されており、台湾の小さな映画は埋もれてしまう素地は十分にあった。

一方、新聞社主催で行われた一般試写の応募者をの客層を聞いてみると、中心の観客層は50~60代、上は80代までとグッと高めで、女性の割合も7割を超えた。山口氏は「“初恋”がテーマの青春映画なので、他人事として捉えられるのでは? 前半の下ネタに拒絶反応を示すお客さんも多いのでは? と不安でした…」と当時をふりふり返る。

しかしいざふたを開けてみると、鑑賞後のアンケートでは、年配層、女性層の反応も極めて良好。「自分の青春時代を思い出した」というコメントも多く、不安を払拭するには十分。公開日前日の各紙の映画評でも大きく取り上げられ、中高年層への認知度も一気にアップした。

そして迎えた新宿武蔵野館の初日。朝の初回から新聞購読層の中高年夫婦、アジア映画ファンとおぼしき女性グループ、コアターゲットとして設定していた中年男、Twitterで多くの著名人が「観たい」とつぶやいた影響からか、想定より若い20代以下のカップルも多く見受けられた。新宿武蔵野館の小畑氏も、「ここまで年齢性別がバラける興行も珍しい」と驚きを隠せないほど、幅広い層が劇場に詰めかけることとなった。

チラシの宣伝文句どおり、「幅広い世代に“あの頃”の記憶を呼び起こし」、日本でもスマッシュヒットとなった本作。老若男女が、映画館という同じ空間に集い、肩を並べて観る、甘酸っぱくほろ苦い青春映画は、最近ではなかなか見られない幸福な1本といえそうだ。

『あの頃、君を追いかけた』は新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。
《text:cinemacafe.net》

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