松本潤『陽だまりの彼女』インタビュー 「彼女一途な想いにグッときた」

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上野樹里(ヒロイン・真緒役)/『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 上野樹里(ヒロイン・真緒役)/『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 葵わかな(中学生時代の渡来真緒役)/『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 北村匠海(中学生時代の奥田浩介役)/『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 葵わかな(中学生時代の渡来真緒役)&北村匠海(中学生時代の奥田浩介役)/『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
  • 『陽だまりの彼女』 -(C) 2013『陽だまりの彼女』製作委員会
“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”といわれる、累計発行部数100万部を超える大ベストセラーを映画化した『陽だまりの彼女』。本作で、主人公の内気でモテない鈍感男子・奥田浩介役は、なんと「嵐」の松本潤だ。実際のクールでイケメンな松本さんとも、これまで演じてきた役柄ともまったく違ったキャラクターを演じ、新境地を見せている。

自身の出演作は普段、完成品を観ても純粋に物語に入り込みにくいという松本さん。しかし本作は「自分が出ているけれど、純粋な気持ちで楽しめた。観終わった後に温かい気持ちになる作品でした」と話し出す。

「2人の愛情や一途な想いから、温かくて幸せな気持ちが伝わってきました。誰かと一緒に時間を過ごすって、こんなにも温かくて、こんなにも強い気持ちになれるんだなって感じる映画でした」と、ファンにとっては少しドキマギしてしまうひと言も。

性別を問わず号泣必至の本作だが、松本さんも涙を流したのだろうか?
「自分が出ているので…」と苦笑しつつ、「でも映像が綺麗だし、音楽もいいです」とのこと。しかし、「上野樹里さん演じる真緒の表情が切なくて、いいセリフもたくさんありました。“けど今はね…まだ痛いのが嬉しいの”というセリフは強烈でしたね。真緒の表情がすごく印象的でした」とふり返る。

松本さんは、今回演じた浩介を「どこにでもいそうな青年。まだ仕事のできない新人のサラリーマンで、少し冴えないけど、気の優しい男の子」と分析。松本さんの映画出演は、空前のブームを巻き起こした『花より男子ファイナル』以来の5年ぶり。俺様タイプの道明寺のイメージから一転、本作ではまるで真逆の草食系男子を演じている。

「普段から浩介の持つ優しさと温かさを意識していました」と、撮影現場に入る前から役作りを始めていたと明かす。「僕がいままでやらせていただいた役は、テンションの起伏が激しい人物が多かったんです。浩介は穏やかに見えて、もちろんいろいろな心の動きはありますが、ゆったりと、しっとりと表現するというか。そういう意識をしていました」。撮影期間中は現場以外の場所でも「なるべく“丸く”というイメージで過ごしていました」と教えてくれた。

メガホンを握った三木孝浩監督曰く、「この映画には、松本潤史上、一番ドン臭い松本潤がいる」のだとか。この言葉に松本さんは「そうかもしれないですね(笑)」とハニかみながら頷く。

「浩介と真緒の空気感を含めて、何気ない日常が映し出されています。それは監督を始めとする三木組のみなさんが、温かい現場を作ってくれたからこそ生まれた雰囲気なんですよ。2人でソファに寝っ転がったり、歯を磨いたり、買い物したり…実際の現場の雰囲気が温かかったから、素敵な映像になったんだと思います」。

撮影は真冬の極寒の中行われたが、2人を照らす光にはどこか温もりを感じる。本作は全編オールロケを敢行し、さまざまな場所での浩介たち登場人物の姿が収められている。そんなリアルな風景が良い方向に働いたと松本さんは語る。

「水族館、公園、江ノ島とか…電車にも乗ったし、いろいろ行きました。脚本を読んだときは、ファンタジー的要素を架空の世界のように描くのかなと思ったんです。でも実際に完成した映画を観ると、ファンタジー部分もリアルに描かれています」。

さらに、ラブストーリーにファンタジーがプラスされた本作は、単に“泣ける映画”ではないとも。「泣けるラブストリーって、誰かや何かを失った悲しみで泣けるとか、切なくて泣けるというイメージが強いけど、この映画は切ない部分もありますが、思いの強さや温かさが、とても心地よく伝わるんです。こういうハッピーエンドなラブストーリーは、いままでなかったと思います」。

「ボロボロ泣くというよりも、観た人が自分の経験と重ね合わせて“懐かしいな”って思いながら、浩介と真緒の純粋な気持ちに熱くなって、温かな涙が流れる作品なんです」。

心の奥底に流れる純粋な気持ち、それこそが観る者の感動の琴線に触れるということだが、松本さん自身も浩介を演じてみて、“純粋度”はアップしたのだろうか? 「僕はもともと純粋なので(笑)、以前と比べて5パーセントくらいでしょうか(笑)」と冗談めかしながら、もう一度ハニかんで見せる表情は浩介そのものだ。

では、上野さん演じる真緒のドキッとした仕草についてはどうだろう?
「別れ際に『ありがとう、浩介』と言われるシーンや、浩介を見て『何でも言ってよ』というセリフには、“え? そんなこと言ってもいいの?”と思ったりしました(笑)。“え? いいの? ホントにいいの?”ってドキドキしましたよ(笑)。映画の前半は、気持ちが動いていくドキドキがありましたね」。

さらに「それと再会するシーンはすごく印象的なんですが、ここが始まりなんだなって。真緒の一途な想いで再会するんです。10年ぶりに運命の出会いを引き戻して、止まった時間を動かすんです。グッときました。いい物語だなあ! って思いましたよ」と、彼女の10年間の一途な想いに思わずときめいてしまった様子。「どの世代にも響くと思います。経験があればあるほど、懐かしさとか過去を思い出すはず。自分がドキドキした記憶が蘇りますよ」。

最後に、松本さんは「これから恋愛をする10代の方たちも、いま恋愛をしている方たちも、ドキドキする気持ちを重ねながら観てほしい。こういう恋愛をしたいなと思える作品ですし、経験を重ねた方には昔を懐かしみながら、やっぱり人を愛するっていいなって思ってもらいたい」と熱いメッセージを語った。
《text:cinemacafe.net》

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