【独女のたわごとvol.4】完璧な王子様は現実にいない!? 夏に起きる“珍恋愛”

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メグ・ライアン-(C) Getty Images
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  • 『ニューヨークの恋人』に出演のヒュー・ジャックマン-(C) Getty Images
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こんばんは。アバンチュールな季節がはじまったというのに、なかなか恋のスイッチが「オン!」にならない、切なさと寂しさ全開の古山エリーです。連日の日差しの強さに耐えながら、おでこに汗疹を作ってはリキッドファンデーションをぬりぬりして、そんな厚化粧している場合じゃないんですが、夏っていうのは、なんていうか、心も体も開放的になる季節のようで、思い返してみるとイタい思い出、いまでは笑えるネタは決まって夏に起きているんですよね。

つい最近も、ちょうど昨年の夏に出会った男性から、びっくりなメールが届き「この人との恋はもう終わったな…」という勝手なプチ決心をしたところです。その彼は異国の年下男子です。ええ、イケメンです、イケメンです。完全に見た目にクラッときて、心奪われました。いい男はそう簡単に女に尽くさないっていうのは、過去の経験から学んでいたはず、なのですけれど、今回は異国のメンズということで自分判定が甘かったようで…。

彼とは仕事で訪れたとある場所で出会い、お互いに惹かれあい、まあ、自然と心通じて遠距離恋愛がスタートしたわけです。頻繁には会えないけれど、いまは電話もメールもあるので、それなりに連絡をとりつつ、会いに行ける方が行くというルールだったと私は理解しているんですね。そして、近々休みをとって「○月に会いに行くねー」と予定を立てるものの、予定を立てては仕事の調整がうまく行かずに延期、延期…の繰り返し。

そんなこんなでしびれをきらしたのか、彼の方から「じゃあ、僕がエリーのところに行くよ」と言ってくれた。なのに! なのに! そんな嬉しい言葉のあとに「チケット、ヘルプ~」って続いていたんです。しかも、けっこうカワイイ感じで。どういうこと? 飛行機の予約をしてあげたらいいの? と思っていたら、ノンノン! わたしがチケットを買って用意しろという意味だったみたい。

当然「なんで、私が?」って聞きますよね、一応。聞き間違いってこともあるし。ですが、返ってきた答えは「じゃあ、半分でもいいよ」って、またカワイイ感じで。「おい!」。私が会いに行こうとするとき私をヘルプしようとしないくせに、自分のときだけ? そのとき、ああ、またこのタイプの男だったのかって我に返ったんです。惹かれる男のパターンが昔とちっとも変わっていないことに気づき、がっくり。彼にというより、そんな男を“また”選んでしまった自分に、か・な・り、がっくりです。

昔もいたんですよね、その手のタイプ。音楽で食べていくって夢を追いかけて、そんな夢に向かって頑張っている姿が格好良く見えて、支えてあげたくて、もちろん彼の才能に惹かれていたし、信じていました。ですが、デートっていう日に「スタジオに財布忘れてきた」とか「時間ないからチケット代、たてかえておいて」とか、お金にまつわる小さなことが1つ、また1つ、2つ、3つと増えていく。そのうち、なんか変だぞ…と、なるわけです。このままだとこの人に貢いでしまうと思って、関係を見直したこともありました。そのとき、思いっきり貢いじゃっていたら、それはそれでいいネタになっていたんでしょうけれど。ええ、中途半端に残念な女なんです、わたし。

でも、とどまって良かった。諭吉さんが大量に流れ出ていかなくてよかった。決してお金がないのがいやって言っているわけじゃないんですよ。ないならないなりのデートをすればいいし、遠距離で会えなくて飛行機代が出せないなら貯まるまで待つし。なのに、こちらをあてにして、なんの罪悪感も少しの愛情もなくサラリとあんなセリフを言うなんて、やっぱりショックです。私って…って思う。まあ、その程度の関係だったということ。「金の切れ目が縁の切れ目」ってコトですね。

遠く離れていても「今日のこの月を、同じ月を彼も見ているのねー」なんて、ロマンティックな時間もあったはずなのに、お金の一件があってからは、そんなうっとり子さんだった自分が気持ち悪く思えてきたりも。ガーン、ガーン、ガーン…。恋って、冷めると本当に残酷です。なんだか、ひと夏のアバンチュールの話からズレちゃいましたが、何だかんだ言っても季節は夏! 夏です! この季節にはじけられなくてどうするのって、自分で自分のお尻をペチペチ叩きながら恋しちゃいたいと思います。

そろそろ恋のスイッチ入っておくれーって切に願いながら、そんな今宵、棚から取り出したDVDは『ニューヨークの恋人』でございます。恋する乙女な気持ちを取り戻したいとき、本当に優しくて強い男はどういう男なのか再確認したいときに観たくなる映画なんです。いつの間にか、恋愛よりも仕事を頑張ってしまうようになっていたケイト(メグ・ライアン)がヒロイン。男にしあわせにしてもらおうなんて考えはとっくの昔に捨てさり、運命の恋も信じていない、そんな女性の前にですね、現れちゃうんですよ、パーフェクトな王子様が! それがヒュー・ジャックマンの演じるレオポルド。ただ、彼は125年前のからやってきた人で…という、ちょっぴりファンタジーなラブコメディです。

もう、メグ・ラインに自分を重ねて、気づけばヒュー・ジャックマン、ラブ! 時空を超えられるものなら超えて恋したい、私を連れ去ってぇー! と、やばい妄想入ってきたので、今夜はこの辺で。おでこの汗疹を治して恋、恋、恋をしなくては! というわけで、また次回。
《Elie Furuyama》

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