【インタビュー】岩田剛典&高畑充希 “出会い”はできるだけリアルに…『植物図鑑』

最新ニュース

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』高畑充希、岩田剛典/photo:Nahoko Suzuki
  • 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』高畑充希、岩田剛典/photo:Nahoko Suzuki
  • 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』岩田剛典/photo:Nahoko Suzuki
  • 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』高畑充希/photo:Nahoko Suzuki
  • 紳士的エスコート/『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(C)2016「植物図鑑」製作委員会
  • 自転車デートコーデ/『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 (C)2016「植物図鑑」製作委員会
  • 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』岩田剛典/photo:Nahoko Suzuki
  • 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』高畑充希/photo:Nahoko Suzuki
  • ひざポン/『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(C)2016「植物図鑑」製作委員会
「こんな恋がしたい!」と、女性の恋愛モードを上げてくれる映画がまたひとつ生まれた。「EXILE」、「三代目J Soul Brothers」のメンバーとしてだけでなく、映画『クローズEXPLODE』『HiGH&LOW THE MOVIE』など俳優としても活躍する岩田剛典。舞台・映画・ドラマ、若手俳優のなかでも演技派として注目され、現在は朝ドラ「とと姉ちゃん」のヒロインとしても活躍の高畑充希。実力と勢いのある2人がW主演するラブストーリー『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』だ。

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません、しつけのできた良い子です。」──岩田さんの演じる樹のこのひと言をきっかけに、樹とさやかの同居生活はスタートする。ファンタジックな出会いから始まる分、2人の空気感は「できるだけリアリティを持たせたかった」と高畑さんは言う。

「撮影に入る前にさやかをどう演じるのかいろいろ考えてはいたんですが、最終的には“2人の空気感”が大切なのかなと思って。お話自体が少しファンタジックなところもあるので、その分、空気感はリアリティが大切だと思いました。ほとんど2人しか出てこない物語。とにかく心の距離を縮めようというのはありましたね。岩田さんとは初共演なので、最初は身構えてしまいましたけど、いざ現場に入ってみると自然と仲良くなれました」。いろいろな話をして空気感を作っていったそうだ。話の入口は“食”。2人とも食べることが好きで「共通の話題から徐々に会話を膨らませていきました」と語るのは岩田さん。

「撮影が始まったばかりの頃は、好きなご飯屋さんの話とか、あのお店のあのメニューが美味しかったとか、おすすめだから今度行ってみてとか、食にまつわる情報交換をしていました」。映画と同じ、食が2人の距離を縮めっていった。

そして、出会いのセリフについては、岩田さん本人も「すごいセリフですよね(笑)」と、今でこそ苦笑いするが、高畑さんいわく「岩田さんはカメラが回る前に『コレ、どうやって言えばいいんだ…』と悩みつつも、いざカメラが回るとごく自然に成立させていました。すごいなぁと思いましたし、とても魅力的な樹でしたね」と明かす。

現実的にはそんなセリフ言わないだろう…というような、小説や映画のなかでこそ成立するものを現実的にアリにする。しかも目の前のさやか役の高畑さんはもちろん、スクリーン越しの観客もキュンとさせなくてはならない。樹を演じるにあたって岩田さんが大切にしたのは「樹になりきること」だった。簡単に聞こえるけれど、あのキャラクターに“なりきる”ことはなかなかどうして難しい。

「樹を魅力的に映し出せたかどうかは観てくださる方の捉え方次第ではあるんですが、魅力的でありたい、それは大切にしていました。樹はキメゼリフの多いキャラクター。少女漫画に出てくる白馬に乗った王子様じゃないけど、それに近いキャラクターです。この物語はさやか目線で物語がすすんでいくので、樹としてさやかの目に魅力的に映り続けなければならない。そうしないと物語が成立しない。なので、とにかく魅力的なキャラクターになるために樹になりきることを大切にして演じていました」。岩田さんの役づくりについて、高畑さんも証言する。

「岩田さんはカメラが回っていないところでも樹に徹してくれて。本当に優しいんです。さやかのことを最優先に考えてくれて大切に接してくれるので、何ていうのかな…ふわっと包んでもらっていたような、あったかい感覚でした。岩田さんが先に撮影を終えたときとかも『この後も撮影頑張ってね』って満面の笑みを残していってくれるんですよ」。きっと、もともと岩田さんが持っている優しさが樹というフィルターを通してさらに魅力的になったのだろう。そんな岩田さんや高畑さんの魅力が撮影現場にも広がり、高畑さんは「こたつみたいに温かい現場だった」と懐かしそうに話す。

初共演ながらも樹とさやかを“ベストカップル”として映画に刻み込んだ岩田さんと高畑さん。樹とさやかがお互いの気持ちを確かめ合うシーン、「引き金二回目…知らないからな」のシーンはこの映画の代表的な胸キュンシーンだが、演じる側として一番照れたのは「意外と“引き金”とかのシーンではないんですよね…」と高畑さん。

「手をつなぐシーンがいくつかあって──私が一番照れたのは川を渡る、渡り終わって手を離すっていう何気ないシーンですが、監督がすごくこだわっていた所で。さやかとしても私としても、恥ずかしいから早く手を離したいと思っているのに、監督は『そこ、もう少し粘って!』と(笑)」。岩田さんもそのシーンが同じく一番照れたそうで「撮影の序盤だったこともあると思うんです。撮影初日から仲良くはなったけれど、まだ照れがあったから、そう感じたのかもしれない。だから引き金のシーンとか2人で料理をするシーンとか、周りが『恥ずかしかったんじゃない?』と思うシーンは、照れることなく撮影しています(笑)」。ストーリーの進行と撮影がある程度リンクしていたからこその芝居でもある。ちなみに、樹が姿を消してさやかが泣くシーンは、岩田さんがクランクアップした後に撮影したのだそう。

この映画の魅力は「誰かと一緒に暮らすことで生まれるしあわせ」だと2人は口を揃える。高畑さんは「恋したい、結婚したいと思いますよね。特に朝ご飯のシーンはいいなぁって、朝日の入る部屋で、2人対面して朝ご飯を食べる。それだけで今日も一日がんばろうって思えます」。岩田さんも「2人で一緒に料理を作って食卓を囲むとか、お弁当っていいなとか、おかえりやただいまという会話があるとか、当たり前の幸せを改めて感じさせてくれる映画です」。

【岩田剛典】
ヘアメイク:槌田美希(DIFINO akasaka)
スタイリスト:ジャンボ(SPEED WHEELS)

【高畑充希】
ヘアメイク:市岡愛(PEACE MONKEY)
スタイリスト:大石裕介(DerGLANZ)
《text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki》

関連ニュース

今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top