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ハリソン・フォードが明かす20数年の“インディ・ジョーンズ”生活

前作『最後の聖戦』から19年の時を経て復活。今年6月より日本でも公開され、興行収入60億円を超える大ヒットを記録した人気シリーズの第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。本作のDVDが早くも11月7日(金)よりリリースされる。世界中を熱狂させてきた主演のハリソン・フォードが20年以上にわたって演じてきたインディについて、そして19年ぶりの復活となった本作について語ってくれた。

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『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』プロモーションのために「GOOD MORNING AMERICA」に出演したハリソン・フォード。 -(C) Retna/AFLO
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』プロモーションのために「GOOD MORNING AMERICA」に出演したハリソン・フォード。 -(C) Retna/AFLO
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』プロモーションのために「GOOD MORNING AMERICA」に出演したハリソン・フォード。 -(C) Retna/AFLO
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』  -TM & (C)  2008 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.  TM, (R) & Copyright (C)  2008 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 -TM & (C) 2008 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization. TM, (R) & Copyright (C)  2008 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 DVD
前作『最後の聖戦』から19年の時を経て復活。今年6月より日本でも公開され、興行収入60億円を超える大ヒットを記録した人気シリーズの第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』。本作のDVDが早くも11月7日(金)よりリリースされる。世界中を熱狂させてきた主演のハリソン・フォードが20年以上にわたって演じてきたインディについて、そして19年ぶりの復活となった本作について語ってくれた。

代役として転がり込んできたインディ役

1981年に製作された記念すべきシリーズ第1作『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』でインディ役に抜擢された当時のことをハリソンはこうふり返る。
「当時は知らなかったけど、最初は別の俳優がこの役に決まっていたんだ。でも、彼が別の作品の都合で出演できなくなってしまい、ジョージ・ルーカスから僕に電話があって、まずは台本を読むように言われたよ。それから、当時はまだ面識のなかったスティーヴン(・スピルバーグ)と会うようにと伝えられたんだ。台本に描かれている内容や作品が持つ将来性にすごく興奮したよ。それからスティーヴンとのミーティングも上手くいって、最終的にこの役を演じることが決まったんだ」。

その役作りについては「何より、脚本を徹底的に読み込むことから始めた」と語るハリソン。
「“鞭を持ち、中折れ帽をかぶり、革のジャケット着てジャングルを歩き回る”とあればおのずと彼の姿は見えてくる。インディの独特のキャラクターについては全て脚本に描かれていて、この役に計り知れない“チャンス”が詰まっているのを感じたよ。例え、ジャングルの中を重たい革ジャンで歩き回らなくてはいけないとしてもね(笑)」。

手に汗握るアクションに加え、考古学者であるインディが様々な歴史的事実に関して新たな発見をしていくのも本シリーズの大きな魅力である。“考古学者・ジョーンズ博士”としての一面について、ハリソンは役作りの段階でどのようなアプローチを行っていたのだろうか?
「僕が興味を持っていたのは、劇中の当時の考古学の最高水準を知ることだった。例えば『レイダース』に関して言えば、1940年代に記された考古学の年代記を読んだり、劇中に登場する“契約の箱”について勉強したよ。それから当時の考古学者がどのようなことを大学で教えていたのかもリサーチしたんだ」。

インディが大の苦手とするものと言えばヘビ。シリーズを通してヘビだけでなくムカデやネズミ、人を攻撃するアリなど大小様々な動物たちが出てくるが、こうしたシーンについてハリソンの思い出はと言うと?
「僕自身はインディと違って、ああいう動物たちは全然気にならないよ。でも、ジョージやスティーヴンは観客に座席で身もだえさせるのが大好きなんだ。シリーズ中のどの作品でも必ず気味の悪い生物が出てくることだけは確実に予想できたことだったね(笑)」。

「再びインディを演じる日が来ると分かっていた」

そして、話題は最新作『クリスタル・スカルの王国』に。ハリソン自身は『最後の聖戦』ののち、再びインディを演じる日が来ると予測していたのだろうか?
「いつかその日が来ると分かっていたよ。『最後の聖戦』が終わって5〜6年が経ったとき、第4作について話し合いを始めたんだ。何度も書き直しが行われ、完成に至らなかった脚本が存在したことも事実さ。でも最終的に良いアイディアを見つけ出せると信じていたし、結果として最高のものが出来上がったと思うよ」。

そして、再び革ジャンに身を包み、トレードマークの中折れ帽を被ってみての感想、そして19年の歳月についてハリソンはこう語る。
「インディは、僕と同じくらい良い状態だったよ(笑)。20年近くに及ぶ時の流れは誰しもが受け入れるところだし、例え年齢を重ねたとしてもこの作品にとって、そんなことは大きな問題要素ではないんだ」。 

その言葉通り、19年ぶりにスクリーンに姿を現したインディ・ジョーンズは、世界中で熱狂を持って迎えられた。インディがこれほどまでに人々に愛される理由を、ハリソンはどのように考えているのだろうか?
「人々がこのキャラクター、作品に見出す魅力は、本当に人それぞれだと思う。予測不可能な大冒険。体を張ったアクションにSF的な要素、それからスピリチュアルな要素までも含んでいる。もちろん、“正義VS悪”も登場するしね。でも、僕が思う一番の魅力は、やはり物語の中の旅を観客が一緒になって楽しめるという点かな」。

60代の半ばを過ぎてもなお第一線で走り続けるハリソン。今年6月の来日時にシリーズ第5作目を問われると「ジョージはアイディアを思いつくのが遅いからね(笑)」ととぼけていたが、まだまだ期待してよさそうだ。

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価格:4,179円(税込)
発売・販売元:パラマウント ジャパン
発売日:11月7日(金)

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インディ・ジョーンズ コンプリート・コレクション

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《シネマカフェ編集部》

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