
先日公開された『夕凪の街 桜の国』で被爆体験を心の傷として抱え、生きることに苦悩する女性を繊細に演じきった麻生久美子。そのような難しい役どころに挑戦した彼女の、海外初進出となったイラン映画『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』が2008年の正月、東京都写真美術館ホールにて公開されることが決定した。
麻生さんが演じるのはヒロインのナバート。宗教指導者の娘で外国育ちの彼女は、コーランを教えてくれるイラン人の青年・シャムサディンと出会い、恋に落ちていく。自由恋愛が禁じられた社会状況下で、互いの胸のうちを秘密にしておくために多くの努力を費やすナバートとシャムサディンだったが、2人は引き離され…。
監督はイラン映画界の名匠、アボルファズル・ジャリリ。過酷な状況下にある子供たちを“ドキュ・ドラマ”と称される映像スタイルで描くのが特徴で、『ぼくは歩いてゆく』、『ダンス・オブ・ダスト』、『少年と砂漠のカフェ』などの傑作を生み出している。イスラム教の聖典のもとで紡がれた愛の果てに見えるのは――? 『ハーフェズ ペルシャの詩(うた)』は2008年正月、東京都写真美術館ホールにて公開される。
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