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『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』ゲイリー・マーシャル監督インタビュー

『プリティ・ウーマン』、『プリティ・ブライド』、『プリティ・プリンセス』と数々のヒット作を世に送り出してきたラブコメディの名監督、ゲイリー・マーシャル。彼の最新作『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』は、『プリティ・プリンセス』で普通の高校生から突然プリンセスになったミアのその後を描いたキュートな物語だ。人のいい“おじいさま”という言葉がぴったりなマーシャル監督に、ラブロマンスの原点、そしてハッピーエンドへのこだわりを語ってもらった。

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『プリティ・ウーマン』、『プリティ・ブライド』、『プリティ・プリンセス』と数々のヒット作を世に送り出してきたラブコメディの名監督、ゲイリー・マーシャル。彼の最新作『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』は、『プリティ・プリンセス』で普通の高校生から突然プリンセスになったミアのその後を描いたキュートな物語だ。人のいい“おじいさま”という言葉がぴったりなマーシャル監督に、ラブロマンスの原点、そしてハッピーエンドへのこだわりを語ってもらった。

Q.『プリティ・プリンセス』に続いての出演となったアン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュースの起用はいかがでしたか?

アン・ハサウェイはまさに女優として成長中という感じで、アメリカではすでに人気が高い。いい女優になると思うよ。ジュリー・アンドリュースはご存知の通り大女優だが、喉を痛めてから彼女の復活への道のりは容易なものではなかった。だからこそ、本作で彼女が歌うシーンは、撮影中最も印象深いシーンだよ。それにこのシーンはオリジナルの脚本にはなく、彼女のために付け加えたんだ。最初は歌うことには躊躇していたが、レイヴン(プリンセス・アサナ役)とデュエットを行うことを条件にOKしてもらったんだよ。

Q. 監督は日本では『プリティ・ウーマン』が代表作として知られていますが、このことについてはいかがですか?

僕は14作品監督してきて、どれも大好きだけどもちろん全てが大ヒットという訳ではない。『Raising Helen』(日本未公開)は好きな作品だけどあまりヒットしなかったし、実は最も好きな作品『カーラの結婚宣言』は全くヒットしなかった(笑)。ひとつ確実に言えるのは『プリティ・ウーマン』のおかげで、より多くの作品を手掛ける機会を与えられた、ということかな。

Q. どの作品も“ハッピーエンド”ということが共通していますが、こだわりはあるのでしょうか?

僕は昔からシンデレラのお話が大好きなんだ。ポジティブな物語が好き。これだけ世の中で悲しい出来事があふれているからこそ、もっと多くのハッピーな映画が必要だと思う。僕の使命だと感じているよ。男性監督の多くはラブストーリーが嫌いのようだが、僕は大好き。しかも2人の娘、2人の妹(1人は『プリティ・リーグ』などを手掛けたペニー・マーシャル監督)に囲まれてきたから自然と女性の感情に対して馴染みがあったのかもしれないね。(「しかもイタリア系のさそり座だから、根っからの女好きは仕方ないさ」とも!)

Q. 映画の中のように、誰にでもハッピーエンドを手に入れる可能性はあると思いますか?

もちろん現実ではそんな容易なことではないが、不可能ではないと思う。妹は60歳になって初めて運命の人に出逢い、恋に落ちた。ただし、運命の人を信じて待つだけではなくて、自分の視野、心をオープンにしないとだめだよ。

Q. 今後のお仕事について教えてください。

今年は今までチャレンジしたことがない分野である、オペラの監督を務める予定。L.A.のオペラ界を牛耳っている巨匠、プラシド・ドミンゴの新たな試みで、映画監督がコメディのオペラを監督するという企画が進行中だよ。


それにしても1週間でいいからプリンセスになってみたい、と思わずにはいられない。ある日突然自分がプリンセスになる、という話は夢のまた夢だけど、たまにはこのようなおとぎ話に胸ときめきたいもの。監督が口を揃えていた通りに「子どもから大人、お年寄りの方まで誰でも楽しめる」作品だ。
《シネマカフェ編集部》
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