人と人が「別れる」というのは不思議なことです。たとえその人と2度と会わないとしてもその人との思い出がなくなるわけではありません。本作で先日のアカデミー脚本賞を受賞したチャーリー・カウフマンの脚本はそんな矛盾を思いもよらないやり方で描き出しています。まるでパズルのように複雑なカウフマンの脚本とミシェル・ゴンドリー監督の想像力あふれる映像が生み出した独特の世界は、まさにこの2人にしか作りえないものです。
「ばけばけ」第51回あらすじ・場面写真 新年会で挨拶をふられたヘブンの言葉に、お祝いの空気が一変する…12月8日放送
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」