シネコンの隆盛、ハリウッド大作の光ネットワークによる上映、日本映画の活性化など、映画を取り巻く環境が様々な分野で劇的に変化を遂げているなかで、 21年間に渡って開催され、映画祭に一時代を築いて続いた東京国際ファンタスティク映画祭が幕を閉じた。そして、近代日本映画の原点とも言える新宿歌舞伎町《シネシティ》を舞台に、全く新しい映画祭「東京国際シネシティ フェスティバル2006」(コミュニケーションネーム「TOKYO シネフェス」)の歴史が始まろうとしている。開催概要は以下の通り。実施日時:2006年11月23日(木・祝)〜26日(日)実施会場:新宿ミラノ1(1,064席)主催:東京国際シネシティ フェスティバル事務局事務局:7月3日(月)より開設 事務局員:伊藤教子HP:http://ticf.jp (7月中旬オープン予定)4日間に凝縮された「TOKYO シネシティ フェスティバル」は、4大要素で構成される。1.映画の街を舞台に、日本、そして世界の映画人が集う場所 →特別招待・特集上映など、ゲストと観客が出会う特別上映企画2.映画を愛する人々が集まり、個々の楽しみを満喫する拠点 →特集上映・オールナイトなど、観客参加型の楽しむイベント上映3.双方向回路を駆使し、映画の新たな楽しみ方と才能を発見 →デジPOPムービー・コンペティション (オンラインで繋がる人気投票も併設予定)4.映画を様々なスタイルで楽しんでいただく、総合提案の場 →シネシティ広場を結んで立体的に展開される開かれたイベント新たなる才能を見出し、映画の楽しみ方をオンタイムで提案するTOKYO シネシティ フェスティバル。進化し続ける映画という総合エンタテインメントを、「映画ファンと映画製作者が出会う映画祭=シネシティ=」としてスタートする。