存在感だけで演じることのできる女優。カトリーヌ・ドヌーヴはもはやそんな域に達している。そしてもう一人、エマニュエル・ベアールもまたドヌーヴに続く女優。フランスの2大女優を相手に、新鋭監督ティエリー・クリファが描くのは“和解”をテーマに昔の華やかな劇場文化を描いた人間ドラマだ。
【読者アンケート】第2回・考察ドラマ「良いこと悪いこと」1番怪しいのは誰?
映画にまつわるファッション小噺 vol.33 フランス映画の女たち
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」