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我こそは筋肉自慢!? マッチョ男子が大集合の『300[スリーハンドレッド]』

マッチョな男たちが肉と肉をピッタンピッタンぶつけ合う音が耳に残りそうな、ムンムンと濃密に漂う男臭に窒息させられそうな、料理に例えるなら相当スパイシーで盛りだくさんな…、『300[スリーハンドレッド]』はそんな映画だ。

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『300[スリーハンドレッド]』 -(c) 2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
『300[スリーハンドレッド]』 -(c) 2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
  • 『300[スリーハンドレッド]』 -(c) 2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
  • 『300[スリーハンドレッド]』 -(c) 2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
  • 『300 <スリーハンドレッド>』 サブ4
マッチョな男たちが肉と肉をピッタンピッタンぶつけ合う音が耳に残りそうな、ムンムンと濃密に漂う男臭に窒息させられそうな、料理に例えるなら相当スパイシーで盛りだくさんな…、『300[スリーハンドレッド]』はそんな映画だ。

原作は『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベル。内容は、紀元前480年の伝説的史実をもとに、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍に立ち向かうというエキサイティングなもの。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』でユラユラしたゾンビの大群と人間のバトルをスリリングに描き上げたザック・スナイダー。出演は『オペラ座の怪人』で人気のジェラルド・バトラー、今をときめくラテンの貴公子ロドリゴ・サントロなどなど。『300[スリーハンドレッド]』には、先に挙げた印象面の満腹感以外にも、お腹いっぱいになれる要素が詰まっている。

アクション史劇として楽しみたい人は、無謀だが屈強なスパルタの男たちの運命を思って興奮すればいい。グラフィック・ノベルの世界を味わいたい人は、原作の質感を意識し、色彩のコントロールが施された斬新な映像にときめけばいい。スパルタの王・レオニダスを演じたジェラルド・バトラーのファンは、マッチョにもほどがある彼の肉体美にうっとりすればいい。彼以外にも筋肉自慢の男たちが「我こそは!」と雄叫びをあげているので、ちょっとだけよそ見してみるのもいい。ただし、ごく個人的にオススメしたい満腹ポイントは、どのスパルタン・マッチョでもなく、持ち前の色気と美貌はそのままに、「本当に彼なのかな?」な変貌ぶりを見せているペルシア王・クセルクセス役のロドリゴ・サントロなのだが。

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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