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「ズカチュー」ブーム到来!? コメディ初主演の伊勢谷がアカデミー女優にツッコミ!

謎の生物“死にモドキ”を探し出し、死後の世界をルポするように依頼された“俺”。相棒のエンドーと偶然出会ったリストカットマニアの女・サヨコを連れて、いざ旅に出たはいいけれど、全くあてのない、奇人変人ばかりが出没するこの旅で、命を危険にさらした果てに本当に“死にモドキ”に出会えるのか…? 強烈な個性を放つキャラクターとくだらなすぎるネタで笑いを贈る、三木聡監督の最新作『図鑑に載ってない虫』の特別試写会が6月20日(水)に行われ、伊勢谷友介、三木監督、主題歌を書き下ろしたナイス橋本が登場した。

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等身大パネルで菊地凛子も登場 “日本でたった一つ”の『ズカチュー』試写会
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今回の試写会が“唯一の試写会”ということもあり、ホール前には開場3時間前から熱心な女性ファンが詰めかけ、即満員となった会場は急遽補助席を入れなければならないというほどの熱狂ぶり。舞台挨拶の前には、人気急上昇中のナイス橋本による生ライブが行われ、先日発売された主題歌「夏の手紙」ほか1曲が披露された。このような場所で歌うのは初めてというナイスさんだったが、観客はすっかりヒートアップ。そして「かっこいー!」という黄色い歓声に迎えられて伊勢谷さんが登場。撮影現場について「映画としての着地点が見えない映画は初めて。監督をはじめ、くだらないことに大の大人が本気で取り組んでいる、貴重な経験でした。あ、“くだらない”は褒め言葉ですから(笑)」とコメント。そんな三木監督は「俳優、スタッフを含め、一度船に乗ったら最後まで行こう、という雰囲気が心強かった。まあ大船ではないですが(笑)」。そして「若いスタッフがこの映画を『ズカチュー』と呼ぶのが腹立たしかった」と言いつつ嬉しそうな表情を見せた。

また舞台上では、東京芸術大学出身の伊勢谷さんの審査のもと「もし自分が図鑑に載ってない虫だったら?」というお題で、監督とナイスさん、そして当日は等身大のパネルで参加(?)した菊地凛子さんによるイラスト大会が行われた。監督はデカイ人間の耳が付いた虫のイラストを披露し「ミミック(笑)。人の噂が好物」と説明。髭を生やし、帽子をかぶった、と本人そっくりのバッタのような虫を描いたのはナイスさん。「ありのままに…。絵がヘタなんです」と謙虚な様子。そして最後に披露されたのは、菊地さんお手製の小さな毛虫のような虫の絵。「こんな虫がいたらいいなと思って描きました。体にはケバケバ、頭にプロペラが付いていて飛べるようになってて、土にも潜れるし、海もイケる。でもとにかく昆虫界ではダメなやつ。色々できるから器用貧乏になっている。肉食で、人の皮膚に潜り込める。150年間くらい生き続けている。名前をつけられると違和感を覚えるタイプで絶滅の危機になる恐れもあるので、あえて名前はついていません」と、かなり具体的なコメントが寄せられた。このコメントからも面白いキャラクター漂う菊地さんだが、普段から親交がある伊勢谷さんは「すいません、アカデミー女優はアホなんですよ(笑)」と一言ツッコミ。超満員の会場は終始笑いが絶えず、映画に負けない楽しい舞台挨拶となった。

キャスト、監督ともに仲の良さがうかがえる『図鑑に載ってない虫』。公開初日の6月23日(土)には、今回の3人にさらに菊地凛子、三木作品常連のふせえりが加わり、舞台挨拶が行われる予定。
《シネマカフェ編集部》

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