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トム・クルーズ新作撮影が波乱含みでスタート

トム・クルーズは現在、ドイツのベルリンで最新作『Valkyrie』(原題)を撮影中。第二次世界大戦中に企てられたアドルフ・ヒトラーの暗殺計画を描く作品で、トムは首謀者のクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を演じているが、実は7月18日のクランクイン直前までトラブル続きだった。

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7月22日L.A.で開催されたベッカム夫妻のウェルカム・パーティにて (C) AFLO
7月22日L.A.で開催されたベッカム夫妻のウェルカム・パーティにて (C) AFLO
  • 7月22日L.A.で開催されたベッカム夫妻のウェルカム・パーティにて (C) AFLO
トム・クルーズは現在、ドイツのベルリンで最新作『Valkyrie』(原題)を撮影中。第二次世界大戦中に企てられたアドルフ・ヒトラーの暗殺計画を描く作品で、トムは首謀者のクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を演じているが、実は7月18日のクランクイン直前までトラブル続きだった。

まずは6月25日、ドイツ国防省が国内の軍事施設での撮影を認めないと発表。理由は、ドイツ政府が宗教と認めていないサイエントロジーをトムが信仰しているから。7月3日には財務省も歴史的建造物での撮影にノーをつきつけた。

トム側は、信仰と映画の内容は無関係と強調し、「撮影地にドイツ以外の場所は考えられない」と訴えたところ、5日に事態が一変。ドイツ連邦映画基金から650万ドルの資金援助が決まり、撮影にもゴー・サインが。ひと安心のトムは22日に一時帰国、ロサンゼルスでデヴィッド・ベッカムのウェルカム・パーティのホストを務めていた。



7月22日にロサンゼルスで開かれたデヴィッド&ヴィクトリア・ベッカムのウェルカム・パーティにて。このパーティには、ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻、ブルック・シールズ、デミ・ムーア&アシュトン・カッチャー、デヴィッドが所属するL.A.ギャラクシーのメンバーなどが招待された。

© AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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