ミラマックス社時代から数々のオスカー受賞作を手がけ、90年代のハリウッドにインディーズ・ブームを巻き起こした映画プロデューサーのハーヴェイ&ボブ・ワインスタイン兄弟が、アジアを舞台にした映画に投資する2億8500万ドルのエイジアン・フィルム・ファンド(Asian Film Fund)設立を発表した。アジアで撮影することでコストを抑え、”西欧の感性”を加味して、アジアと欧米双方の市場にアピールする作品づくりを目指すという。現在中国で撮影中のジャッキー・チェン&ジェット・リーの初共演作『Forbidden Kingdom』(原題)が第1作となり、今後は黒澤明監督の『七人の侍』のリメイク企画やディズニーのアニメ映画『ムーラン』の実写版など、21本の映画、10本のビデオ作品の製作が予定されている。写真は、6月14日に中国で行われた『The Forbidden Kingdom』の記者会見。ジャッキー・チェン(左)とジェット・リー(右)の間にいるのは監督のロブ・ミンコフ。© Reuters/AFLO
※誹謗中傷・差別的発言・ヘイトスピーチは削除や利用制限などの対象となります。コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください