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「エイリアス」のCIAスパイがFBI捜査官に! ジェニファー・ガーナー来日会見

アメリカと並々ならぬ密接な関係にあるサウジアラビア王国。王族によって国内における要職は占められているため国会は存在せず、王の命令が法律の公布と同意義とされる。この国で1996年に起こったホバルタワー爆破事件をヒントに、テロ事件の犯人を追ってサウジアラビアに乗り込んだFBI捜査官たちの姿を通して、この国の本当の姿を描き出した『キングダム 見えざる敵』が10月に日本でも公開を迎える。本作で、FBIチームの中で唯一の女性であり、法医学の調査官であるメイズを演じたジェニファー・ガーナーが来日し、8月30日(木)に記者会見が行われた。

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『キングダム 見えざる敵』の来日記者会見に出席したジェニファー・ガーナー。
『キングダム 見えざる敵』の来日記者会見に出席したジェニファー・ガーナー。
  • 『キングダム 見えざる敵』の来日記者会見に出席したジェニファー・ガーナー。
  • TVドラマ「エイリアス」ではCIAのスパイだったが、今回はFBI捜査官
  • 紅一点の撮影現場は「みんなが甘やかしてくれて楽しかった」
アメリカと並々ならぬ密接な関係にあるサウジアラビア王国。王族によって国内における要職は占められているため国会は存在せず、王の命令が法律の公布と同意義とされる。この国で1996年に起こったホバルタワー爆破事件をヒントに、テロ事件の犯人を追ってサウジアラビアに乗り込んだFBI捜査官たちの姿を通して、この国の本当の姿を描き出した『キングダム 見えざる敵』が10月に日本でも公開を迎える。本作で、FBIチームの中で唯一の女性であり、法医学の調査官であるメイズを演じたジェニファー・ガーナーが来日し、8月30日(木)に記者会見が行われた。

開口一番「コンニチハ!」と日本語で挨拶してくれたジェニファー。本作の一番の見どころとして「FBI捜査官を演じた4人の俳優のケミストリー(化学変化)」を挙げてくれた。「ジェイミー(・フォックス)は話好きで陽気。クリス(・クーパー)はどちらかと言うとシリアスで物静か。ジェイソン(・ベイトマン)は少し渋めでドライなユーモアの持ち主。この3人に私を加えた4人が、それぞれのキャラクターを活かしながら、即興的な会話が自然な形で出てくるところ、それが見どころだと思います」と胸を張る。

キャスト陣の中で唯一の女性ということだが、現場で苦労したことはなかったのだろうか? 「男性陣がみんな私を甘やかしてくれました(笑)。いつも冷たい水が用意され、いすが一つあれば私が座る、といった感じで。ジェイミーはいつも、私が木陰にいるかどうか気にしてくれるんです。ピーター・バーグ監督は、私をいつも自分のおもちゃみたいに扱って、いたずらを仕掛けてきたり、とても楽しい現場でした」。

劇中、メイズはロリポップキャンディをポケットに忍ばせているのが印象的だが、これはジェニファーのアイディアによるものだという。「役作りのためにお会いしたFBIの女性捜査官の一人が、気持ちを落ち着かせるため、キャンディをなめると教えてくれたんです。これは使える、と思って監督に相談して脚本に入れてもらいました」。

そして、この映画が持つメッセージについて、「あくまでこの映画は、ハラハラドキドキのエンターテイメント」と断りながらもこう語ってくれた。「この映画は決して『暴力は暴力によってのみ解決される』ということを肯定しているわけではありません。国家であれ、人であれ、ステレオタイプにとらえるのではなく個々に分かり合うことの大切さを説いていると思います。こうしたことはこれまでも分かっていたつもりでしたが、今回改めてその大切さを教えられました」。

4人のスペシャリストに与えられた時間は5日間。世界最大の“キングダム”で彼らが見た現実とは? 『キングダム 見えざる敵』は10月上旬、スバル座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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