ユ・ジテが急遽来日! 「真心こめて作りました」『ノートに眠った願いごと』舞台挨拶

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『ノートに眠った願いごと』初日舞台挨拶 ユ・ジテ
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『春の日は過ぎゆく』や『アタック・ザ・ガス・ステーション!』など、いわゆる韓流ブーム以前から、実力派俳優として日本のファンにも馴染み深いユ・ジテ。『オールド・ボーイ』『美しき野獣』などでも強烈なインパクトを残した彼の最新作『ノートに眠った願いごと』が11月3日(土・祝)に初日を迎えた。「日本のファンと、その喜びを分かち合いたい」と急遽来日したユ・ジテが舞台挨拶を行い、短い時間ではあったがファンとのふれあいを楽しんだ。

「こんにちは。ユ・ジテです。映画は楽しんでいただけましたか?」と、鑑賞後の観客に向かって挨拶したユ・ジテ。この問いかけに場内から大きな拍手があがるとニッコリと笑顔になって、こう続けた。「『ノートに眠った願いごと』という映画は1年間かけて撮影しました。監督も私もそうですが、スタッフみんなが一体となって良い映画を作ろうと努力して、がんばって作った作品です。例えるなら、手作りの工芸品のようなもので、自分の手で削ったり、陶磁器を作るようなそんな気持ちで真心こめて作りました。その一つ一つの真心がみなさんに伝わればと思います」。

本作でユ・ジテが演じたヒョヌというキャラクターは、ある事故で恋人を失い、その後10年間、彼女がその事故に遭ったのは自分のせいだと責め続ける男性。「映画に出演しますと、どうしてもそのキャラクターが自分の中に入り込んできてしまうんです。今回もヒョヌというキャラクターがユ・ジテの人生に深く染み入ってくるような、そんな気がしました。ですから、撮影の時もずっと辛い気持ちを持っていまして、周りの方からも“この映画を撮っている時、とても辛そうですね”と言われました。撮影中は少しブルーな気持ち、そして罪悪感、喪失感に苛まれて生きてきたので、演じていたときは自分自身と役柄のバランスを取るのがとても大変でした」と、その苦労を語ってくれた。

「ミンジュがヒョヌのことを想って、頭の中で想像するシーンが気に入っている」というユ・ジテ。「ソセウォンという場所で雪が降っている中で、私、ヒョヌがコーヒーを持って立っていて、ちょっとそのときがくっと滑りそうになるところもあったんですが(笑)、あのシーンはこの映画が持っている温かさを伝えてくれるシーンのように思えます」とのことなので、ぜひ注目していただきたい。

今回の舞台挨拶では観客から質問を受け付けるという、観客にとっても、ユ・ジテにとっても嬉しいサプライズが! “『オールド・ボーイ』のような特殊なキャラクターを演じる時と、『春の日は過ぎゆく』やこの作品のような平凡な役を演じるときと役作りへのアプローチに違いはありますか?”という質問には「この作品は、『オールド・ボーイ』『美しき野獣』『南極日誌』のようなジャンル映画としての強さをもった作品の後だったので、何らかのシーンを撮るにつけ、何か物足りないんじゃないかとか、もっと演技をしなきゃいけないんじゃないかという気持ちが少しありました。でも、その後よく考えてみたら、こういったメロドラマ、ラブストーリーの演技の方が空白の美が必要とされるので、より難しいんです。言葉で何かを伝える演技よりも、こうした、にじみ出るような演技の方が難しいと実感しました」と真摯に答えてくれた。

この次の質問(というよりはお願い?)は、“何か日本語でしゃべってください”というもの。ユ・ジテは、「僕は日本で勉強しました。4か月くらい勉強しました。少し日本語話せます」とちょっと恥ずかしそうに日本語で答えてくれた。

切ないラブストーリーというだけでなく、韓国各地の美しい風景も見どころの『ノートに眠った願いごと』はシネマート六本木ほか全国にて順次公開中。
《text:cinemacafe.net》

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