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ラッセル・クロウがブラピの代役で、殺人事件の謎を追う記者に

ブラッド・ピットが、11月15日にクランクイン予定だった主演作『State of Play』(原題)から急遽降板し、ラッセル・クロウが代役を務めることになった。

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最新作『Quel Treno Yuma』のプロモーションでイタリアを訪れたラッセル -(C) Getty Images/AFLO
最新作『Quel Treno Yuma』のプロモーションでイタリアを訪れたラッセル -(C) Getty Images/AFLO
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ブラッド・ピットが、11月15日にクランクイン予定だった主演作『State of Play』(原題)から急遽降板し、ラッセル・クロウが代役を務めることになった。

殺人事件を追うジャーナリストが主人公で、共演にエドワード・ノートン、ヘレン・ミレン、レイチェル・マクアダムス、ジェイソン・ベイトマン、ロビン・ライト・ペンといった錚々たる顔ぶれが揃っていたが、ブラッド側は製作会社の対応の悪さを理由に降板を決意したという。

本来ならば、この時点でブラピ級の代役を探すのは超困難なはずだが、折からの米国脚家協会(WGA)のストライキの影響で、ハリウッドではスター主演の大作映画が軒並み製作延期となっている状態。そこで、ラッセル・クロウの登板が決まったわけ。

ラッセルが演じるのはもちろん、ブラピが演じる予定だった政界からジャーナリストに転身した主人公。新進気鋭の政治家(エドワード・ノートン)が絡む殺人事件の調査に乗り出す、というストーリー。



今年の10月、最新作『Quel Treno Yuma』(原題)のプロモーションでイタリアを訪れたラッセル。

© Getty Images/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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