「事件の張本人でさえドキドキする脚本」ライアン・フィリップが語るハンセン事件

犯罪に手を染めたFBI捜査官と彼を監視する若き捜査官。20年以上にわたりKGBにアメリカの国家機密を売り続けていたロバート・ハンセンの逮捕直前の2か月を描いた『アメリカを売った男』。この事実に基づく本作で、ハンセンを監視するエリック・オニールを演じたライアン・フィリップが共演者、そして監督について語ってくれた。

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『アメリカを売った男』 -(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
  • 『アメリカを売った男』 -(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
  • 『アメリカを売った男』 (C)- 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
  • 『アメリカを売った男』 -(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.
犯罪に手を染めたFBI捜査官と彼を監視する若き捜査官。20年以上にわたりKGBにアメリカの国家機密を売り続けていたロバート・ハンセンの逮捕直前の2か月を描いた『アメリカを売った男』。この事実に基づく本作で、ハンセンを監視するエリック・オニールを演じたライアン・フィリップが共演者、そして監督について語ってくれた。

FBIの組織内でもナンバーワンと謳われるロバートを演じたのはクリス・クーパー。クリスとの競演についてライアンは「クリスは当代最高の俳優だよ!」と絶賛する。
「このアクションもエネルギーも必要とする物語で彼と共演できるなんて、スゴイことだよね。この映画はサスペンスだけど、典型的なジャンル映画じゃないんだ。サスペンスが詰まった人間ドラマなんだよ。僕はそこが気に入ってるんだ。そんな映画でクリスと共演できて、彼からいろいろなことを学べるなんて、そう経験できることじゃないだろう?」

そして、エリックに任務を課す上司、ケイトを演じたローラ・リニー。
「ローラはステキな女性だよ。とても付き合いやすい人だね。この映画では、全員が互いにうそをついている。その中で唯一うそがないのが、ケイトに対するエリックなんだ。ケイト自身はエリックに任務を遂行させるために、ありとあらゆるうそをつく。でもエリックはケイトにしかグチをこぼせないんだよ。自分の妻にすら話せない任務なんだから。でもケイトにだけは自分のイライラをぶつけることができるんだ。ケイトとエリックの関係にはすごく惹きこまれるよ」。

監督・脚本はビリー・レイ。本作『アメリカを売った男』『ニュースの天才』に続く、2作目の監督・脚本作となる。『ニュースの天才』でも、人気ジャーナリストの記事ねつ造をテーマにした問題作を作った新鋭だ。
「ビリーもスゴイ人なんだ。エリック役に決まる前にビリーに会って、何度かランチを一緒に食べたんだけど、彼の熱意に惚れ込んだよ! もちろん、会う前からビリーが実力派監督なのは分かっていたよ。明確な感性を持って、どうやって映画を作っていくか、確実なビジョンを持っているんだ。僕はそのビジョンに惹かれて、出演を引き受けたんだ」。

そして、このサスペンスに満ちた脚本についてもライアンは惜しみなく称賛する。
「この物語を知っている人も知らない人もいるよね。どちらにしても脚本は謎めいたサスペンスに満ちた描かれ方をしているんだ。実際にハンセンを監視し、逮捕に携わった張本人のエリックでさえ、脚本の最後の30ページを読んでドキドキしたと言っていたんだ。現場にいた人なのにね。つまりビリーの書いた脚本には特別な何かがあるということなんだ。物語を知る人間にとっても、ハラハラさせられる要素に満ちているんだよ」。
《text:cinemacafe.net》

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