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北京五輪目前! D-BOYS、スパルタ特訓に耐えた『シャカリキ!』が完成

自転車ロードレースに懸ける高校生たちを描いた、曽田正人原作の青春漫画「シャカリキ!」。週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて1992年から3年にわたり連載され、累計350万部を売り上げた本作の実写映画作品『シャカリキ!』が、遂に完成した。これを記念し、7月22日(火)に完成披露舞台挨拶が行われ、ロードレースのインターハイを目指す高校生たちを演じた「D-BOYS」の遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹と大野伸介監督、そしてスペシャルゲストとしてロードレース北京五輪代表の別府史之選手が登壇した。

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『シャカリキ!』完成披露舞台挨拶(左より)大野監督、D-BOYS遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹、別府史之選手
『シャカリキ!』完成披露舞台挨拶(左より)大野監督、D-BOYS遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹、別府史之選手
  • 『シャカリキ!』完成披露舞台挨拶(左より)大野監督、D-BOYS遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹、別府史之選手
自転車ロードレースに懸ける高校生たちを描いた、曽田正人原作の青春漫画「シャカリキ!」。週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて1992年から3年にわたり連載され、累計350万部を売り上げた本作の実写映画作品『シャカリキ!』が、遂に完成した。これを記念し、7月22日(火)に完成披露舞台挨拶が行われ、ロードレースのインターハイを目指す高校生たちを演じた「D-BOYS」の遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹と大野伸介監督、そしてスペシャルゲストとしてロードレース北京五輪代表の別府史之選手が登壇した。

この日、劇中と同じユニフォーム姿で登場したキャストの3人。主人公の自転車バカ、野々村輝役の遠藤さんは、久しぶりにユニフォームを着た感想を「これを着ると落ち着きます。でも、(しぼった体が戻ったのか)みんなパツパツですよ」と苦笑い。大野監督の指導の下で、本格的な肉体改造に挑んだ遠藤さん。「特別なトレーニングはせずに、ひたすら自転車に乗ることを中心にやりました。一番変わったのは体脂肪率で、7%くらいになりました」と明かした。

同じく亀高自転車部のエース、鳩村役の中村さんは「いつもはナヨナヨしている僕が男らしい鳩村を演じられて良かった」と少し自嘲気味に自身の役をふり返った。

また劇中とは一変、ロングヘアをばっさり切った鈴木さんは「髪がなくなってしまって『俺は誰なんだ!?』という感じですが(笑)、青春が詰まった作品です」と自らツッコミを入れながら作品をアピールした。

この3人をまとめあげた大野監督は、本作を作ったきっかけを「スポーツをやる若者の姿、その必死さをカメラに収めたかった」とコメント。本格的な自転車レースを再現すべく、かなりハードな練習をキャストに強いたそうだが…「最初にD-BOYSを面接したとき、全員裸にしたんですが、こんなひょろひょろした子たちが、本当に走れるのかと思いましたよ。その後、合宿と練習でかなり鍛えました」とスパルタな一面を見せた。

別府選手はこの日、愛車を携えて成田空港からそのままその足で舞台に駆けつけた。原作を自分にとってバイブルと公言しているほどの大ファンだという別府さん。「思い入れのある作品なので飛んできました! 小さい頃からの愛読書で、ヨーロッパでプロになりたいと思ったきっかけでもあり、実際プロになったので感謝の気持ちを込めて、曽田正人先生に手紙も書こうと思ったくらいです」と思い入れを熱く語った。

本物のロードレース選手を前にして、遠藤さんは興奮を隠し切れずに、「本当に別府選手のファンで、もうテンション上がっちゃいます! (別府さんが出演していた)『情熱大陸』を見て役作りの参考にもしました。本当に会えるなんてすごい!」とまくし立てた。これに応じるように、別府さんも「3人ともシーンを追うごとに走る姿がさまになっていて良かったよ。僕は自転車に乗っているからもちろん分かるけれど、一般の人にも熱い気持ちは伝わると思います」と映画を絶賛した。

また五輪出場を目前に控える別府さんへ、サプライズプレゼントとしてメッセージ入りの国旗が贈呈された。別府さんは背中を押されたようで「スーツケースに入れて、北京へ持って行きますね。これを励みにして、精一杯頑張ります!」と意気込みを語った。そして最後に、「シャカリキ!!」というかけ声とともに、全員がガッツポーズを決め、熱気に包まれたままイベントは終了した。

『シャカリキ!』は9月6日(土)より渋谷東急ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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