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米人気コメディアン、50歳の早過ぎる死

『オーシャンズ』シリーズ3作や『トランスフォーマー』に出演していたシカゴ出身の人気コメディアン、バーニー・マックが肺炎の合併症で亡くなった。享年50。

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昨年6月の『オーシャンズ13』のプレミアに出席した際のマック。  -(C) TSUNI/Gamma/Eyedea/AFLO
昨年6月の『オーシャンズ13』のプレミアに出席した際のマック。 -(C) TSUNI/Gamma/Eyedea/AFLO
  • 昨年6月の『オーシャンズ13』のプレミアに出席した際のマック。  -(C) TSUNI/Gamma/Eyedea/AFLO
『オーシャンズ』シリーズ3作や『トランスフォーマー』に出演していたシカゴ出身の人気コメディアン、バーニー・マックが肺炎の合併症で亡くなった。享年50。

数日前から肺炎のため、シカゴの病院に入院していたが、マックのスポークスマンは「治療にもよく反応しており、もうすぐ退院できるはず」とコメントを発表したばかりだった。

実はマックは3年前に、全身の臓器に類上皮細胞肉芽腫が発生する、原因不明の難病サルコイドーシスと闘病中であることを発表。『オーシャンズ12』撮影後に入院し、FOXテレビで6年間ホストを務めていた「ザ・バーニー・マック・ショー」の撮影を延期したこともあるが、このときも肺炎にかかり、免疫が弱くなってサルコイドーシスの症状が悪化したという。マック側は、2005年以降、寛解(完全に治癒したわけではないが、臨床的に問題ない程度にまで好転した状態)していて、今回の肺炎はサルコイドーシスとは関係ないと発表していたのだが。

『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』や、名作『招かれざる客』を現代の物語としてリメイクした『ゲス・フー/招かれざる恋人』など、エンターテイメント映画の助演男優として得難いキャラだったバーニー・マック。早過ぎる死に冥福を祈るばかりだ。



写真は昨年6月にL.A.のチャイニーズ・シアターで行われた『オーシャンズ13』のプレミアの際のマック。

© TSUNI/Gamma/Eyedea/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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