会場から祝福の声を浴びた宮沢りえ 尊敬する巨匠の新しい門出に喜びもひとしお

40年にわたり、国内だけでなく世界の写真界を牽引してきた巨匠・操上和美が、その独特の観察眼を生かして初メガホンを取った『ゼラチンシルバーLOVE』。本能のまま突き動かされる男と女のエロティシズムに満ちたドラマを描いた本作が、3月7日(土)に公開初日を迎えた。同日行われた舞台挨拶には、多くのマスコミ陣がかけつける中、先日妊娠を発表した主演の宮沢りえ、永瀬正敏、そして操上監督が登壇し、初日の喜びを語った。

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『ゼラチンシルバーLOVE』初日舞台挨拶(左から)操上和美監督、宮沢りえ、永瀬正敏
  • 『ゼラチンシルバーLOVE』初日舞台挨拶(左から)操上和美監督、宮沢りえ、永瀬正敏
40年にわたり、国内だけでなく世界の写真界を牽引してきた巨匠・操上和美が、その独特の観察眼を生かして初メガホンを取った『ゼラチンシルバーLOVE』。本能のまま突き動かされる男と女のエロティシズムに満ちたドラマを描いた本作が、3月7日(土)に公開初日を迎えた。同日行われた舞台挨拶には、多くのマスコミ陣がかけつける中、先日妊娠を発表した主演の宮沢りえ、永瀬正敏、そして操上監督が登壇し、初日の喜びを語った。

現在妊娠6か月の宮沢さんは、ふっくらしたお腹で姿を現した。操上監督とは、16歳のときにモデルを務めて以来の付き合いだそうで、「操上さんの初監督作品という歴史的瞬間に立ち会えたことにとても喜びを感じています」と監督の新たなる門出を祝った。また、映画監督としての操上さんの演出を「昨今、言葉や情報があふれていますが、この映画はそれらに頼らずに、静寂自体が語っている、という印象を持ちました。それは操上さんご自身にも通ずることだと思います。細かな演出はされないんですけど、現場の空気が私たち役者を演じさせてくれました。あまり味わったことのない現場で、台本も普通のものとは違い、最初は戸惑いもありましたが、想像力をとても強く喚起させられました」と絶大な信頼を寄せる監督に称賛の言葉を贈った。

そんな宮沢さんを主演に抜擢した監督は「“美しさ、脆さ、芯の強さ、セクシュアルな存在”を考えたら彼女しかいなかった。僕はそれをじっと見つめるだけで撮ることができたので、とても幸せでした」と満足そう。この日、首から提げていたライカのカメラは何十年も愛用しているものだそうで、写真家役の永瀬さんの役作りにも使ったものだそう。「永瀬さんは普段から写真を撮るので慣れてはいるけれど、僕のやり方も少しお伝えしました。そうすることで『役』というよりは、永瀬さん自身の存在で場の空気を作ってくれると思っていたからです」とその思惑を口にした。

その結果、「写真家としての身のこなしが完璧。存在感が素晴らしかったです」と監督に言わしめた永瀬さん。「有意義な時間を過ごさせていただきました。セリフはとても少ないですが、操上さんの画の力が物語を引っ張っていると思います。この作品を可愛がってあげてください」と観客に向けてアピールした。

またこの日、宮沢さんへ監督、永瀬さんそれぞれから懐妊祝いの花束が、会場からも盛大な拍手が贈られ、本作は祝福モードの中でスタートを切った。

『ゼラチンシルバーLOVE』は銀座テアトルシネマ、東京都写真美術館、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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