ブサイクでラッキー？バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐

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2009.6.24 Wed 23:46

謎のエイリアン・ロボットが地球に襲来。人類を救うべく迎え撃つは、地球が誇る（？）モンスター軍団！　この夏、日本に上陸する、奇想天外な一大パニック・アニメーション『モンスターVSエイリアン』。6月23日（火）に本作の3Dジャパン・プレミアが開催された。3Dプレミアと掲げた通り、ドリームワークス・アニメーション初の本格3D作品となった本作を、観客は3Dメガネを着用して鑑賞。上映前には日本語吹き替え版で主人公のスーザンの声を演じたベッキーと、水色のスライム状の破壊不可能なモンスター・ボブの声を担当した日村勇紀（バナナマン）による舞台挨拶も行われた。

日村さんをイメージしてキャラクターが作られたのでは？　と思うほど、日村さんとボブはそっくり！　日村さん自身も自覚しているようで「おかっぱの髪をかぶせたら、ほぼ俺ですね。最初にお話をいただいて、マネージャーにモンスターたちが描かれた紙を見せられたんですが、僕が演じるのがどの役なのか？　という会話すらなく、これ（ボブ）だなって分かりましたね」と語った。

ベッキーさんも、日村さんを大絶賛。「ぴったりです。日村さんにしか出来ない役です！　天才ですよ」と手放しで称えると、日村さんからは「ちょっとバカにしてるだろ（笑）？」とツッコミも飛んだが、日村さん自身「（キャスティングの決定には）見た目もかなり影響していると思います。初めて『ブサイクでラッキー！』と思いました」と自虐気味に語る場面も。

ベッキーさんは、巨大化するヒロイン・スーザンについて「自分の運命を受け入れて、何ができるか？　と考える前向きなところは私と似てますね。それから、見た目が気持ち悪いモンスターたちとも仲良くなれるところも」。これには日村さんは「ベッキーは、僕らみたいな“モンスター”とも喋ってくれるんです…（苦笑）」と役と自身を混同しつつ語った。

劇中、スーザンは不運にも隕石にぶつかってしまったことで、巨大化するのだが、日村さんは最近の不運な出来事を尋ねられ「結婚もしてないし、子供もいないのに、なぜか中学生が選ぶ“父親にしたくないタレント”で第1位に選ばれました…」と再び自虐ネタ。さらに、得意の“子供の頃の貴乃花”のモノマネを請われるままに披露するなど、会場を盛り上げた。

「遊園地のアトラクションみたいで衝撃的」（ベッキーさん）、「映画の中に入り込めます！」（日村さん）と2人が3Dで展開される世界を大絶賛する『モンスターVSエイリアン』。公開は7月11日（土）より新宿ピカデリーほか全国にて。