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ロマン・ポランスキー監督、スイスでの身柄拘束を解かれ自由の身に

1977年に米国で少女にわいせつ行為をした容疑で、昨年9月からスイスで身柄を拘束されていたロマン・ポランスキー監督が12日、釈放されたことがスイス司法省により発表された。

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ロマン・ポランスキー -(C) AFLO
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1977年に米国で少女にわいせつ行為をした容疑で、昨年9月からスイスで身柄を拘束されていたロマン・ポランスキー監督が12日、釈放されたことがスイス司法省により発表された。

スイスのヴィドマー・シュルンプフ司法大臣は、米国の身柄引き渡し要求に誤りがある可能性があるとして、要請を拒否したと発表した。「彼は12日午前11時30分から自由の身です。(自宅のある)フランスでも、(故郷の)ポーランドでも行くことができます。逮捕されることもありません」と大臣はスイスの首都ベルンで行われた記者会見で語った。

ポランスキーは1977年、ロサンゼルスのジャック・ニコルソン邸で当時13歳だったモデルの少女にわいせつ行為をした容疑で逮捕され、有罪判決を受けたが、保釈中にヨーロッパへ出国、以後アメリカには一度も戻っていない。2003年に『戦場のピアニスト』でアカデミー賞監督賞を受賞した際にも入国しなかった彼は昨年9月26日、チューリヒ映画祭出席のためスイスに入国した際に上記の容疑でスイス司法当局に身柄を拘束された。昨年12月からはスイス国内の山荘で当局の監視下に置かれていた。

ロイター通信が別荘を訪ねたところ、ポランスキーのアシスタントを名乗る女性がインターフォン越しに対応し、ポランスキーはすでに別荘を後にしたと話したが、詳細は不明。



© AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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