ベン・スティラー×エディ・マーフィー 稀代のコメディアン2人の、通じ合う“笑い”

ニューヨークのマンハッタンにそびえたつ、最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、この最上階に居を構える大富豪vs彼に騙された使用人たちが繰り広げる、大逆転計画を描いた痛快コメディ『ペントハウス』。コメディファンにとってはたまらない、稀代のコメディアンが本作で遂に初共演を果たした。その2人とは、俳優のみならず監督・脚本などマルチな才能を発揮しているベン・スティラーと、90年代に一世を風靡し、不動の地位を築いたエディ・マーフィーである。絶妙な掛け合いを見せる2人に、本作について語ってもらった。

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『ペントハウス』 ベン・スティラー&エディ・マーフィー
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  • 『ペントハウス』 ベン・スティラー
  • 『ペントハウス』 エディ・マーフィー
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ニューヨークのマンハッタンにそびえたつ、最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、この最上階に居を構える大富豪vs彼に騙された使用人たちが繰り広げる、大逆転計画を描いた痛快コメディ『ペントハウス』。コメディファンにとってはたまらない、稀代のコメディアンが本作で遂に初共演を果たした。その2人とは、俳優のみならず監督・脚本などマルチな才能を発揮しているベン・スティラーと、90年代に一世を風靡し、不動の地位を築いたエディ・マーフィーである。絶妙な掛け合いを見せる2人に、本作について語ってもらった。

ある日、“ザ・タワー”の最上階に暮らすVIPであり詐欺師・ショウが使用人たちの全財産を騙し取っていたことが発覚したのをきっかけに、ベン扮する“ザ・タワー”の熱血管理マネージャー・ジョシュを中心に使用人たちが結束! 最上階のペントハウスに隠された全財産を取り戻すべく、無謀な計画が始まるのだが…。熱い魂を燃やすジョシュの奪還計画について、ベンは熱く説明する。
「ジョシュと仲のいいドアマンのレスターは、年金を全部ショウに注ぎこんで、自殺まで考えてしまうんだ。もちろんジョシュも被害者の一人だったけど、レスターの金も騙し盗られたことを知り、ついに堪忍袋の緒が切れるんだ。怒ったジョシュは、レスターを追い込んだショウへの腹いせも込めて車を壊したり、先頭に立ってみんなをこの強奪作戦に引きずりこんでいくんだ」。

しかし、詐欺で生計を立てる大富豪に立ち向かうには、素人集団では歯が立たない。そこで、ジョシュがチームに引き入れるのが、エディ扮する泥棒のスライドである。
「ジョシュは毎日のようにスライドと顔を合わせている。スライドはいかがわしいことばかりしてる怪しい男でね、盗品を売りさばくのが仕事で、時にはジョシュをからかっている。が、いざ計画実行となったとき、切り札として泥棒のプロであるスライドにご登場願うことになるんだ」。

実は、同じ保育園に通っていた幼なじみであるジョシュとスライドの2人。だが、ジョシュにとってスライドは「消したい過去だね」とベン。エディも自身の役について「街で会うたびにたかったり朝から盗品を売りつけたり、怪しいのもいいところだよ」と決して否定しない。実際に演じてみてのご感想は?
「最高に楽しかったよ! ファミリー映画がずっと続いてたからね、チャラいキャラは久しぶりだった。すごく久しぶりだっただけに、エライ新鮮だった。みんなに“待ってました!”と言われる気がするね」。

現在46歳のベンと、50歳のエディ。コメディ俳優として開花した時期こそ異なれ、歳が近いこともあって“笑い”について通じ合うものも多かったようだ。「同じテレビを見てたり年も近いからすごく話も合ったよ」と明かすベンだが、エディの演技を初めて近くで見て、何を感じたのか?
「言わずもがなの人だからね。同時代に育った人間にとってここ25年のコメディで一時代を築いた人だし、最高だったよ! すごくおもしろいし頭のいい人だし、アドリブ満載でこれぞ“エディ・マーフィ流”という感じだった。彼の演技には2つの面があるんだ。一方で何をするか分からないアブない男を演じてるのに、それでいてすごく憎めない感じもさらりと出している。コメディを観客的に見てて、コメディをすごく愛してる人だね。毎日ワクワクしながら仕事ができたし、驚きの連続だったよ。素人さんみたいに彼の話芸に酔いしれていたよ」。

同年代と言えば、強奪作戦チームの一味に加わる、人の良すぎるウォール街の“負け組”Mr.フィッツヒューを演じるマシュー・ブロデリックも、舞台を中心にコメディ界を牽引してきた一人。エディは興奮しながら、彼との共演についてふり返る。
「どの登場人物も応援したくなるんだけど、中でもマシュー・ブロデリックは同期でね。彼の映画は全部観てるよ。セットでプロフェッショナルな彼の一挙手一投足を見てると“ああ、あれはあの映画の感じだ”“そうそうこんな声だ”とか…蘇ってくるんだ」。

このほかにもケイシー・アフレックにガボレイ・シディベ、マイケル・ペーニャと、ツワモノがチームに揃ったが、果たして彼らの“奪還”は果たされるのか…? 最後まで目が離せないこの大逆転劇について、ベンとエディそれぞれにその見どころを語ってもらった。
「貧乏人が金持ちに騙される、これは永遠のテーマだよね。その図式を貧乏人が逆転して成功に持ち込もうと企む、初期の“大逆転”同様、不朽のテーマだ」(エディ)

「あり得ない組み合わせの人物が登場したり、この物語に観客がノッてきてるとき、どこかで歯車が狂いだして、みんなが望まない方向に行くところが面白いよね。話がどんどんややこしくなるんだ。練りに練った脚本だというのをヒシヒシ感じるし、監督と脚本家はそこに苦心しただろうから、この映画はリアルでハラハラするよ!」(ベン)

ぜひ、2人が繰り出す“笑い”を心ゆくまで楽しんでほしい。
《text:cinemacafe.net》

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