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仲村トオル「家の前に怪しげな車が…」あわや“推定有罪”に?

WOWOW連続ドラマW「推定有罪」の初回完成披露試写会が3月14日(水)、都内で開催され、主演を務める俳優の仲村トオルと、演出を手がける鈴木浩介監督がトークショーを行った。仲村さんは、自身が書いた記事で冤罪事件の引き金を引いてしまう雑誌記者を演じ「何をもって過ちを乗り越えたと言えるのか、一体何を目指しているのか…。ゴールが分からない状態だった」と演じる上での葛藤を吐露した。

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連続ドラマW「推定有罪」トークショーにて
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WOWOW連続ドラマW「推定有罪」の初回完成披露試写会が3月14日(水)、都内で開催され、主演を務める俳優の仲村トオルと、演出を手がける鈴木浩介監督がトークショーを行った。仲村さんは、自身が書いた記事で冤罪事件の引き金を引いてしまう雑誌記者を演じ「何をもって過ちを乗り越えたと言えるのか、一体何を目指しているのか…。ゴールが分からない状態だった」と演じる上での葛藤を吐露した。

冤罪事件の当事者を始め、遺族、警察、裁判所、弁護士、報道関係者など、冤罪により人生を狂わされた人々の人間模様を重厚なタッチで描き出す社会派ヒューマンドラマ。ドラマW枠で放送され好評を博した「空飛ぶタイヤ」に続く仲村さん×鈴木監督のタッグが実現した。仲村さんは「同じチームで作品づくりができる安心感と同時に、『空飛ぶタイヤ』を超えられるのかという不安もあった」。一方の鈴木監督は「重いテーマをいかに人間ドラマとして描くかが課題。仲村トオルさんとご一緒し、人間ドラマの深さを味わっている」と再びの共同作業に興奮を隠せない様子だった。

現場では「これほど監督と話をしたのは、過去にない。どうしても『空飛ぶタイヤ』と比べてしまうこともあって、泣きごとに近いことも言ってしまった」という仲村さん。鈴木監督は、重苦しいシナリオだけに、現場の雰囲気作りを意識したと言い、自ら特製カレーをふるまったこともあるのだとか。「決め手は水を一切使わないこと。その代わりに大根おろしを使います。それにジャガイモを入れるのは邪道。どうしてもイモのでんぷん質が溶け出してしまって」(鈴木監督)。完成には丸2日を要すそうで、仲村さんも「うちのお袋には申し訳ないけど、生涯で一番うまいカレーだった」と太鼓判を押す。

今回、取材する側を演じた仲村さんだが、仕事柄、取材されることも多く、特に若い頃は「家の前に怪しげな車が止まっていたことも(笑)」。また、身に覚えのないスキャンダルに巻き込まれそうになる“推定有罪”スレスレの経験もあったと言い「もちろん誤解で、記事になることはありませんでしたが…」と苦笑しきり。「いまは結婚もし、子供も2人いるので安定した平和な生活を送っております」と取材陣にアピールする場面もあった。

連続ドラマW「推定有罪」は、WOWOWプライムにて3月25日(日)より毎週日曜22:00〜放送(全5話/第1話は無料放送)。

連続ドラマW「推定有罪」公式サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/suiteiyuzai/
《シネマカフェ編集部》
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