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木村佳乃インタビュー ママになってますます輝く、美貌の秘訣はバナナとアンパン!?

「そういえば、私あんパンが大好きなんです!」。大事なことを思い出したように、大きく口を開けて屈託なく笑う姿に、周りの人間も思わず顔をほころばせる。自然体でいて溌剌としたエネルギーと美しさをみなぎらせる、木村佳乃。昨年、妊娠・出産を経てママとなったばかりの彼女が新たに挑戦したのが、子育てのバイブルとも言うべき国民的アニメの最新作『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』である。その公開を前に、話を聞いた。

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『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』 木村佳乃
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「そういえば、私あんパンが大好きなんです!」。大事なことを思い出したように、大きく口を開けて屈託なく笑う姿に、周りの人間も思わず顔をほころばせる。自然体でいて溌剌としたエネルギーと美しさをみなぎらせる、木村佳乃。昨年、妊娠・出産を経てママとなったばかりの彼女が新たに挑戦したのが、子育てのバイブルとも言うべき国民的アニメの最新作『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』である。その公開を前に、話を聞いた。

「『アンパンマン』を意識してちゃんと見るようになったのは、3歳になる姪が1歳か2歳になる前かな。アンパンマンにハマっていて(笑)。それから真剣に見るようになりました。いまは姪からアンパンチの嵐ですよ!」と嬉しそうに「アンパンマン」とのつながりについて語る木村さん。自身の幼少期の思い出のアニメは「『タイムボカンシリーズ』に『魔法の天使クリィミーマミ』、『魔女っ子メグちゃん』」と語るように、「アンパンマン」は子供時代ではなく大人になってから触れたアニメであった。
「改めて見てみると、シンプルなストーリーの中に人を思いやる気持ちとかが描かれていて、子供に分かりやすく、いい影響を与えるアニメだなと思いました。いまはバンナちゃんが好きですけど、やはりアンパンマンが好きですね。戸田(恵子)さんの声が好きなんです。今回アフレコ収録したときには既にみなさんの声が全部入っていて私は最後だったんですけど、戸田さんの『アンパーンチ!』を聞いたときは感動しました。戸田さんは一人芝居などもやっていらっしゃるし、お忙しい中ずっとコンスタントに続けていらっしゃるのはすごいと思うんです。風邪を引いたらどうするんだろうって。やっぱり継続できることはすごいと思います」。

今回、木村さんが演じたのは、南の海にあるバナナ島の女王・バンナ。元気いっぱいの女の子でちょっと意地っ張りで、始めは島にやって来たアンパンマンたちと張り合う一幕も。「バンナちゃんのボーイッシュな感じは自分に似ているかもしれませんね。昔から少年のようだと言われてきたので」というが、アフレコはこれまでに味わったことのない汗だくの挑戦になったよう。
「いままで声優を務めてきた『カンフー・パンダ』やディズニー作品は大人も観る作品ですが、『アンパンマン』は本当に小さい子供が観る作品。だから小さい子供にとって分かりやすいように感情表現も含め、滑舌も意識しましたね。監督も仰ってましたけど、感情の起伏を大きくしましたし、朝の10時から3、4時間ずっと録ったんですけど、もうフルボイスですよね。あらん限りの声を出して、声が枯れそうでしたし、久しぶりにヘトヘトになりました。やはりアンパンマンの元気と勇気は、声を出す方も元気でないといけないですしね。事前にDVDを見ながら自分で練習はしていたのですが、その100倍くらいは声を出していました」。

手にした台本は、「シンプルで、無理なく伝わってくる台本でした」という木村さん。“愛”と“勇気”を届けるアンパンマンだが、本作で描かれるバナナ島は、3.11後の“復興”がテーマとなっている。
「アンパンマンの見返りを求めない友情や思いやりというのは感動しますよね。そうでないといけないと思いますし、やなせたかし先生も今回復興をテーマに描いたと仰ってましたが、東北の方の我慢強さだったり、自分も大変な状況なのに人を思いやる姿はとても胸を打たれましたよね。台本を読んですごく胸がジーンとしました」。

この1年余りの変動が本作を誕生させたのと時同じくして、この1年余りの時間は木村さん自身にとっても大変化の年であったはず。近年の出演作では、映画『告白』やドラマ「名前をなくした女神」など、母親役を演じることも多くなったが、実際に母親になってみて感じる変化とは?
「人の親になったわけですから、責任がありますよね。娘に対する母親の責任は全部、私にあるのですから。私もいきなり母親になったのではなくて、妊娠10か月を経て、だんだん子供が私を親にしてくれるんですね。生活はもちろん、やっぱりガラっと意識は変わりましたね」。

愛娘と「アンパンマン」を一緒に観れる日に思いを膨らませながら、「娘はいまアンパンマンのぬいぐるみで遊んでるというか、かじってますよ。絵本も色々読み聞かせをしています。トレーニングパンツやブロックやお洋服…本当に色々なグッズをもらったので、アンパンマンに本当に夢中、という感じです」と笑う木村さん。子供を慈しむ優しいママの顔を覗かせながら、バンナのような(?)少年ぽさと無邪気さが、彼女の内からくる美貌の秘訣とも思えてくる。そういえば、と思い出したように加えてくれた。
「いま子育てしていて、ドラマを録っているので朝はあまり時間がないんです。でも食べないとフラフラになるし、力も出ないので、バナナが最適の朝ごはんでここ何か月間、毎朝食べてるんですよ。だから今回のバンナちゃんは私に打ってつけの役ですよね(笑)!」
《シネマカフェ編集部》

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