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映画『鈴木先生』舞台挨拶で主演・長谷川博己「感無量です!」

昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した『鈴木先生』完成披露試写会が11月26日(月)に都内劇場にて行われ、長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、富田靖子、原作者の武富健治、河合勇人監督が舞台挨拶を行った。2013年1月の公開に先駆けてのこの日のお披露目試写に、長谷川さんは「映画化できて、本当に嬉しい!」と初主演映画の感激を露わにしていた。

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昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した『鈴木先生』完成披露試写会が11月26日(月)に都内劇場にて行われ、長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、富田靖子、原作者の武富健治、河合勇人監督が舞台挨拶を行った。2013年1月の公開に先駆けてのこの日のお披露目試写に、長谷川さんは「映画化できて、本当に嬉しい!」と初主演映画の感激を露わにしていた。

本作は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富さんのコミックを原作に、真面目な人間が抱える苦悩をテーマに、平凡な中学教師である鈴木先生が、教育現場の常識を打ち破り、独自の教育理論“鈴木メソッド”を駆使して理想のクラスを作り上げようと奮闘する姿を描く。

黒縁眼鏡とループタイがトレードマークの悩める国語教師・鈴木先生役を熱演した長谷川さんは、満員の客席に目をやり「こうして来ていただいて感無量です」と笑顔で挨拶。この日もトレードマークの黒縁メガネを掛け、「この格好も久しぶり。映画化できて、みなさんに観ていただける日をすごく待っていました」と感激をあらわにしていた。長谷川さんは、鈴木京香さんとの共演映画『セカンドバージン』で注目され、ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の父親役で大ブレイク、さらに2013年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で八重の夫役を務めることも決定している。

ドラマに続いてメガホンを撮った河合監督も「映画化するにあたって、ドラマ以上のものを作ろうとキャスト、スタッフ一丸となって臨んだ。ストーリーはドラマの続きだけれど、確実にパワーアップしている」と力を込めた。監督が何十テイクも撮ったというこだわりのシーンは、鈴木先生の妻を演じた臼田さんが妊婦でありながらも暴走するシーン。臼田さんも「妊婦なのに相変わらず暴走しているんです」とアピール。ぜひともこのシーンは劇場で確認したいものだ。

学生服姿で登場した土屋さんは、ドラマ終了後の撮影現場で「ドラマの後しばらくたっていて、リアルにみんな成長期なので会って驚きました。お互い負けたくないので切磋琢磨できました」とふり返り、「みんなドラマからすごく成長しているのでそんな部分を見て欲しい」と伝えた。

劇場版で出演を果たした風間さんは「ドラマのファンだったので仕事というより、最初は撮影現場に入る権利をもらったみたいだった」とふり返り、「撮影現場に馴染むというよりは、“異物”として混入できたという思いで撮影に臨んだ」とコメントした。

この日、ドラマ「鈴木先生」は新春の特番として放送が決定していることを監督が発表され、大盛況のうちに幕を閉じた。

映画『鈴木先生』は2013年1月12日(土)より角川シネマ新宿ほかにて公開。
《シネマカフェ編集部》

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