ディズニー映画『オズ はじまりの戦い』をイメージしたクリスマスツリーが東京・台場のパレットタウンに登場し、12月6日(木)に行なわれたイルミネーション点灯式に劇中の“緑の魔女”に扮した「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代が登場。今月20日から始まるボクシングの復帰戦について必勝を誓った。作家ライマン・フランク・ボームが生み出した伝説的ファンタジー・キャラクター“オズ”の知られざる過去を、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督が実写化した本作。オズ誕生の秘話が描かれる。しずちゃんは特注の魔女の衣裳を身にまとい、顔を緑色に塗って一見、誰なのか分からぬほどの変身を遂げて登場。「こんなに緑になるのは人生で最初で最後だと思う。鏡で見てカエルの化け物かと思いました」と自虐的に語りつつも、「なんか似合ってますね(笑)」とまんざらでもなさそう。お笑い界を代表する“戦う魔女”として招待されたが「美女ってこと?」と聞き返し、「本当の戦いをしてきたので嬉しいです」と笑顔を見せた。「オズの魔法使い」の物語については「小さい頃に親に読んでもらった」としずちゃん。高校時代には演劇で上演したこともあったそうだが、「(ヒロインの)ドロシーをやりたかったのになぜかストーリーに全く関係ない大木と会話の役が回ってきた」と苦笑まじり明かした。点灯式では高さ13メートルの巨大ツリーに明かりを灯したが、クリスマスの過ごし方について聞かれると「毎年、何もせず、クリスマスらしいことをしたことがないので素敵な男性と過ごしてみたい」と予定ならぬ願望を明かす。さらに理想の男性を尋ねられると「まだお会いしたことはないんですが、この人は合うんちゃうかな? と思うのは、森山未來さん。自然体で言葉を交わさなくても一緒にいられる関係だと思います」と過剰な妄想を膨らませて笑いを誘っていた。クリスマスを前に12月20日(木)に開幕する全日本女子アマチュアボクシング選手権がボクシング復帰戦となるが、現在は特に仕事をセーブすることなく、両立させながら毎日2時間ほどのジムワークをこなしているという。しずちゃんは前回の大会で優勝しており、「防衛戦のようなものなので必ず連覇したい」と宣言。順調に勝ち進めばクリスマス・イブが決勝となるが、「優勝を自分にもお世話になった周りの方にもプレゼントしたい」と意気込みを明かした。また、先輩芸人の宮迫博之(雨上がり決死隊)が胃がんで手術を受けることが明らかになったが「早く治して戻ってきてほしい」とエールを送った。『オズ はじまりの戦い』は2013年3月8日(金)より公開。