加瀬亮、ヤクザ役で助演男優賞も現場での戸惑いを告白

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第67回「毎日映画コンクール」表彰式
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  • 第67回「毎日映画コンクール」表彰式(加瀬亮)
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  • 第67回「毎日映画コンクール」表彰式(夏八木勲)
第67回毎日映画コンクールの表彰式が2月7日(木)に開催され、日本映画大賞に輝いた『終の信託』の周防正行監督と同作主演の草刈民代に夏八木勲、田畑智子、加瀬亮、安藤サクラ、三吉彩花、東出昌大、田中裕子ら各賞を受賞した錚々たる面々が出席した。

戦前に創設され、カンヌ国際映画祭よりも長い歴史を誇る同コンクール。監督やキャストへの賞に加え、多くのスタッフ部門を擁している点も大きな特徴となっている。

『終の信託』で自身のキャリアで初めて小説の映画化に挑んだ周防監督。同コンクールで大賞受賞のトロフィーを受け取るのは4度目となるが「重たいです。いままでこんなに重く感じたか? と思うくらい重いです」と語る。終末医療という難しいテーマを扱ったが「役者の力をひしひしと感じました」と感謝の思いを口にした。

加瀬さんは『アウトレイジ ビヨンド』で男優助演賞に輝いたが、「自分自身から遠い役だったので思い返すと心配ばかりの毎日でした」と撮影の日々をふり返る。日本映画界の重鎮とも言える先輩たちとの共演となったが「ついさっきまで『お前らぁ!』とか言ってたのに、カットが掛かると『おつかれさまでした~』という感じでした(笑)」と劇中と実際のギャップを明かし笑いを誘った。

夏八木さんは震災後の社会をテーマにした園子温監督の『希望の国』での男優主演賞受賞とあって「(震災の)当事者にはなれないけど、絶対に忘れてはいけないという思いです」と改めて被災者の存在に思いを馳せた。

『愛と誠』のスケバンの役で女優助演賞に輝いた安藤さんは、三池崇史監督の現場、妻夫木聡との共演、スケバンや不良、さらしなど“ヤンキー文化”への憧れ、宙づりの撮影、そしてパパイヤ鈴木の振り付けによるダンスなどを挙げ、本作でこれまで熱望していた多くの夢が実現したと満面の笑み。「こうやって憧れが詰まった作品で賞をいただけて嬉しいです」と喜びを爆発させていた。夫の柄本佑も彼女の受賞を「とても喜んでくれている」とのこと。この日はアニメーション部門で大藤信郎賞に輝いた大友克洋監督も出席したが、柄本さんが大友監督の大ファンだそうで「プレゼントのためにサインを願いしました(笑)」と幸せそうに明かした。

『グッモーエビアン!』で新人賞を受賞した三吉彩花は「新人賞をいただくのは初めて。誇りに思います」と初々しい笑顔を覗かせる。『桐島、部活やめるってよ』で同じく新人賞に輝いた東出さんは「またここに戻って来たいと思います。常に『まだまだ』と思えるようにいい意味で変わらずに進んでいきたい」と新たな決意を口にした。

また昭和の名女優・田中絹代の名を冠し、女優の功績を讃える「田中絹代賞」に輝いたのは田中裕子。「年を取ったんだなと思いつつ、年を取ることも悪いことじゃないなと思います。この賞をいただいて、まだもう少し頑張れるかなという気持ちです」と穏やかな笑みを浮かべ受賞の喜びを語った。

<第67回毎日映画コンクール 主要部門受賞一覧>
・日本映画大賞:『終の信託』
・日本映画優秀賞:『桐島、部活やめるってよ』
・監督賞:吉田大八(『桐島、部活やめるってよ』
・脚本賞:ヤン・ヨンヒ(『かぞくのくに』

・男優主演賞:夏八木勲(『希望の国』
・女優主演賞:田畑智子(『ふがいない僕は空を見た』
・男優助演賞:加瀬亮(『アウトレイジ ビヨンド』
・女優助演賞:安藤サクラ(『愛と誠』
・スポニチグランプリ新人賞:三吉彩花(『グッモーエビアン!』
・スポニチグランプリ新人賞:東出昌大(『桐島、部活やめるってよ』
・田中絹代賞:田中裕子

・外国映画ベストワン賞:『ヒューゴの不思議な発明』
・ドキュメンタリー映画賞:『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
・アニメーション映画賞:『おおかみこどもの雨と雪』
《text:cinemacafe.net》

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