オスカー受賞のクリストフ・ヴァルツ、『ジャンゴ』のギャラは「ちょっと残念だった」

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「第85回アカデミー賞」でのクエンティン・タランティーノ監督
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今月25日(月)に行われた「第85回アカデミー賞」で『ジャンゴ 繋がれざる者』で「助演男優賞」獲得したクリストフ・ヴァルツだが、出演料に関しては少し渋い顔をしているという。

クリストフは、同作でタランティーノによって提起された「深いメッセージ」に共感する一方で、ギャラについても冗談めかして語っている。「タランティーノ作品の中で最高の興行収入をあげたから、この映画が好きだっていうわけじゃないんだ。本当に深いメッセージを持った素晴らしいエンターテイメント大作だからこそ、この作品が好きなのさ。この作品が人気になって嬉しいよ。ただギャラはちょっと残念だったね…ほかの作品で稼ぐことにするよ(笑)」。

しかし、クエンティン・タランティーノ監督は今回の結果に大満足なようだ。『ジャンゴ 繋がれざる者』をきっかけに人々が議論を深めて欲しいと願っているという。第85回アカデミー賞で同作を評価され「脚本賞」を受賞したタランティーノ監督は、同作のテーマを巡る“議論”の取っ掛かりを提供できたことが嬉しいと話している。

授賞式の会場となったドルビー・シアターの舞台裏でタランティーノはゴシップサイト「Deadline.com」に、「この作品を通して奴隷制度やこの制度においてアメリカという国の果たした役割といった議論を喚起したかったんだ…」、「この作品を批判した人でさえも議論を色んな方向に深めてくれる貢献をしてくれたと思ってるよ。こういった議論こそ結局のところ僕が望んでいたものなんだ。だから、今後数年もそれが続くといいね」と話している。

さらに、タランティーノは今年のオスカーにノミネートされたほかの作品に対して尊敬の意を表した上で、今年の作品群の“精神”は過去の往年のハリウッド作品のそれを反映していると分析している。「僕はハリウッド新時代の始まりでもある1960年代後半から70年代初頭にかけての映画作品を研究してきたんだ」、「今年は、当時と同じ精神があるよね。今年の作品の全てのテーマが必ずしも商業的だったり人気のあるものではないよね。でも実際はそうなんだ」とも続けた。
《text:cinemacafe.net》

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