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ついに舞台版「もののけ姫」の日本公演が開幕!宮崎駿に「ぜひ率直な感想を伺いたい」

宮崎駿が自作の舞台化を初めて許諾した「Princess MONONOKE~もののけ姫~」の日本公演が4月29日(月・祝)から東京・渋谷のアイア シアター トーキョーで待望の開幕!

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舞台「Princess MONONOKE~もののけ姫~」ゲネプロ風景
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宮崎駿が自作の舞台化を初めて許諾した「Princess MONONOKE~もののけ姫~」の日本公演が4月29日(月・祝)から東京・渋谷のアイア シアター トーキョーで待望の開幕!

同日、本番を前に関係者に向けたゲネプロが行われ、本公演を手がけるイギリスの若手劇団「Whole Hog Theatre(ホール・ホグ・シアター)」の創設者であるアレクサンドラ・ルター氏が意気込みを語った。

『もののけ姫』は宮崎駿の脚本・監督で1997年に劇場公開され、興行収入193億円を記録し、当時の日本映画の興行記録を塗り替えたスタジオジブリ屈指の名作。そんな同作に強い感銘を受けたルター氏が『もののけ姫』の舞台化を宮崎監督に直々にオファーし、劇団が製作したテスト映像を見た宮崎監督がそれを了承した。

「古(いにしえ)の神々への敬意が非常に日本的で、とても感銘を受けました」と語るルター氏は、「私たちの新しい解釈と、すでにファンのみなさんが映画から感じ取った感動を、いかにバランスよく共存させるかが課題だった」とふり返る。いまは達成感に満ちあふれた表情で、「まだ宮崎さんとお会いしたことはないけれど、ぜひ率直な感想を伺いたいですね」と語っていた。

そんな本公演の大きな見どころは、オリジナルの世界観を再現する美術セットやクリーチャーの数々。自然と文明の共存を問いかけたテーマにふさわしく、廃材などを多く用いたエコ仕様になっているのだ。奇妙に蠢く“タタリ神”はなんと大量のビデオテープで表現されている。また、3人がかりで操縦する“乙事主(おっことぬし)”は、リサイクル素材で作られたそう。さらに「それに舞台上のキノコは、ペットボトルでできている」(ルター氏)のだそうだ。

ストーリー展開は基本的には映画に沿ったもので、字幕なしでもほぼ理解できるはず。一方で、官能的なダンスを用いて、アシタカやサンらの心情を表現する大胆な演出もあり、単なる物語の焼き直しに終わっていない。ルター氏は日本の文楽に影響されたといい、「言葉を使わない表現方法を模索しました。スローモーションの場面が増えたのも、文楽の影響です」とコメント。「公演日を追うごとに、どんどん良くなっていくはず」と意気込んでいた。

「Princess MONONOKE~もののけ姫~」の日本公演は、4月29日(月・祝)より5月6日(月・祝)までアイア シアター トーキョーにて(英語版・日本語字幕付き)。千秋楽の模様が「ニコニコ生放送」でネット生中継される。
《シネマカフェ編集部》

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