道端三姉妹とまさかの共通点!?『三姉妹~雲南の子』を“三姉妹研究家”が分析

「ベネチア国際映画祭」で映画の新しい潮流を紹介する「オリゾンティ部門」グランプリ、「ナント三大陸映画祭」グランプリ&観客賞のW受賞をはじめ、世界中の映画祭で受賞が相次ぐドキュメンタリー『三姉妹~雲南の子』が、公開初日から連日満席の大ヒットとなっている。

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『三姉妹~雲南の子』 -(C) ALBUM Productions, Chinese Shadows
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ベネチア国際映画祭で映画の新しい潮流を紹介する「オリゾンティ部門」にてグランプリ、ナント三大陸映画祭でもグランプリ&「観客賞」のW受賞、さらに世界中の映画祭で受賞が相次ぐドキュメンタリー作品『三姉妹~雲南の子』が、公開初日から連日満席となり大ヒットとなっている。そこで、日本で唯一の“三姉妹研究家”で「三姉妹総合研究所」代表の優慧太(すぐる けいた)氏が本作の見どころを分析。なんと中国・雲南に暮らす三姉妹には、モデルとして第一線で活躍中の“道端三姉妹”との共通点があるのだとか。

本作に登場する中国・雲南省で暮らす三姉妹は、10歳の長女・英英(インイン)、6歳の次女・珍珍(チェンチェン)、4歳の三女・粉粉(フェンフェン)。母親はだいぶ前に家を出てしまい、父親は街へ出稼ぎ。標高3,200メートルにある貧しい村で、子どもたちたった3人だけで暮らしている。たった10歳の長女が母親代わりとなり、やんちゃな次女やいつも泥だらけで遊んでいる三女の面倒を見る健気さには、誰もが胸を打たれるはずだ。

三姉妹といえば、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の浅井三姉妹、連続テレビ小説「カーネーション」のコシノ三姉妹、中国の『宋家の三姉妹』と有名な三姉妹が世界中にいるが、そんな三姉妹に焦点を当て、多岐にわたって研究・調査しているのが「三姉妹総合研究所」だ。代表を務める優氏によると、性格はもとより、趣味・嗜好や男性観、職業観、生き方など、実に様々な分野で長女、次女、三女、それぞれに共通項を見出すことができるのだという。

実は、カリスマモデル“道端三姉妹”にも、同研究所が実施した「三姉妹アンケート調査」で証明された性格差が見られるそうだ。「しっかり者で包容力のある長女・カレン、自由で恋多き女性として知られる次女・ジェシカ、さばさばしていて要領の良い三女・アンジェリカ。そして、不思議なことに映画に出てくる雲南の三姉妹も、環境はまったく違うというのに、その性格には共通項がある」と優さんは話す。

「いかにもしっかり者の長女、いたずらっ子で気まぐれな次女、甘え上手な三女。次女と長女の間には『競争』、次女と三女には『共存』、そして三女と長女には『信頼』という象徴的な三姉妹の関係性には、出生順位が色濃く反映されている」。

また、性格がバラバラで、一見それぞれが違う方向を見ているようでも、「3人は寄り添って生きている。たとえ私たちと違う世界に住んでいるように見えても、共通する三姉妹の魅力があり、とても興味深かった」と、本作の三姉妹に思いを馳せる優氏。

すでに本年度No.1ドキュメンタリーとの呼び声が高い本作には、この大ヒットを記念して、6月2日(日)、9日(日)の両日、6月中の制定を目指す「子どもの貧困対策法」にちなんだ三姉妹ポストカード3枚セットの来場者全員プレゼントも企画されている。長女、次女、三女それぞれのキャラクターの違いに注目して、貧しい中でも寄り添って生きる三姉妹の姿を観てみるのもまた興味深いはずだ。

『三姉妹~雲南の子』はシアター・イメージフォーラムにて公開中、6月1日(土)より梅田ガーデンシネマほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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