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ノスタルジックなムードで憩う リノベーション・カフェレストランで美味しい食事を

日本橋大伝馬町でかつて着物のショールームとして使われていた築50 年のビルの一階が、リノベートされ、カフェレストラン「Rensa」(レンサ)として生まれ変わった。

名前は「Rensa」(レンサ)。「

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「Rensa」(レンサ)
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400年以上の歴史を持つ江戸最古の町の一つ、日本橋大伝馬町。ここ数年、この界隈は古い建物や問屋街がリノベーションされ、新たに若手アーティストたちがギャラリーを開いたり、小洒落たカフェやレストランがオープンするなどして注目度が上がっているエリアだ。そんな街の一角にあり、かつて着物のショールームとして使われていた築50年のビルの一階が、また一つリノベートされ、カフェレストランとして生まれ変わった。

名前は「Rensa」(レンサ)。「食物連鎖」をもじった店名は、“「たべること」はつながること” をコンセプトに、食材を育てる生産者から消費者までのつながり(連鎖)を大切にしたいという想いが込められている。日々農家から届く野菜を見つめ直し、肉、豆、乾物など和の食材をベースに、バランスよく組み合わせた。

スパイスのきいた中近東風のミートボールを夏野菜と煮込んだ「羊肉とモロヘイヤのケフタ」。和の素材にオリーブの風味が意外なアクセントになっている「焼き鯖と切り干し大根のレモンオリーブ和え」。いつものひじきが洋風に生まれ変わった「ひじきと枝豆バジル醤油風味」。

一見してどこにでもあるベーシックなメニューなのに、ありそうでなかった素材の組み合わせや、意外な食材をアクセントに使うなどして、創意工夫に面白みがあって、なかなか奥が深いと思わせる。素材の扱い方や味の重なり方の上手さは、自分が料理を作る際にも参考になりそうだ。そんな身近な親しみやすさを感じさせるメニューがランチ、夜ともに並んでいる。夜はさらにおつまみメニューのバリエーションも増えて、お酒も進みそうだ。

お店のクリエイティブディレクションは東泉一郎、フードディレクションは三原寛子(南風食堂)が担当した。料理もさることながら、リノベーションの建物やインテリアの雰囲気もぜひ楽しみにして訪れたい。

この街に、新しく生まれ変わりつつある“今”があるのは、江戸時代に町人文化を牽引していた一大交易・商業地帯だった頃という過去があるから。いまだにどこかノスタルジックな趣を感じる街歩きを楽しみながら、立ち寄ってみたい一軒だ。


「Rensa」(レンサ)
東京都中央区日本橋大伝馬町13-1
Tel:03- 6667- 0191
《text:Miwa Ogata》

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