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【全米ボックスオフィス】ジェームズ・ワン監督の低予算ホラーが圧勝デビュー

週末の全米映画興行成績は、『ソウ』シリーズ、『インシディアス』(’10)のジェームズ・ワン監督が贈る最新ホラー『死霊館』が、新作の中では圧倒的に少ない製作費にもかかわらず、興収4185万ドル(約42億円)を稼ぎ出し、他を大きく引き離す圧勝デビューを飾った。

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『死霊館』 (c) 2013 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
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  • 『怪盗グルーのミニオン危機一発』 -(C) 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
  • 『REDリターンズ』-(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
  • 菊地凛子/、『パシフィック・リム』 -(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
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  • 『ワールド・ウォーZ』 -(C) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『モンスターズ・ユニバーシティ』 -(C) 2013 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
週末の全米映画興行成績(※出典:Box Office Mojo)は、『ソウ』シリーズ、『インシディアス』(’10)のジェームズ・ワン監督が贈る最新ホラー『死霊館』が、新作の中では圧倒的に少ない製作費にもかかわらず、興収4185万ドル(約42億円)を稼ぎ出し、他を大きく引き離す圧勝デビューを飾った。

本作は、実話を基に、怪現象に悩まされる一家とその調査を依頼された超常現象研究家夫婦が体験した恐怖を描く。事前のレーティング審査で「恐すぎる」との理由でスタジオ側が希望していた「PG-13」ではなくR指定になってしまったというニュースに始まり、予告編のインパクトや試写での高評価など各方面で話題を集め、その反響に手応えを掴んだ米ワーナー・ブラザースは、公開前に続編の製作を決定するなど、大いに盛り上がりを見せた。

そして満を持しての公開1週目に、R指定ホラー作品史上最高のオープニングとなる鮮烈のランキング1位獲得。ジェームズ・ワン監督は、この後に本作の続編が控えているほか、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(’13)に続く、日本を舞台にしたシリーズ最新作という大作の監督にも抜擢され、ハリウッドの売れっ子監督の仲間入りとなりそうだ。

2週連続首位の『怪盗グルーのミニオン危機一発』は2位に後退。ドリームワークス・アニメ最新作『Turbo』(原題)は3位に初登場。カタツムリなのにインディ500に憧れを抱く主人公ターボが、ひょんなことから本当に超速パワーを身につけてしまいうストーリー。ターボの声はライアン・レイノルズ。

ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンらベテラン俳優陣が元スパイを演じて大ヒットしたアクション・コメディ『RED/レッド』(’10)の続編『REDリターンズ』は5位に初登場ランクイン。本作では新たにアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホンの超豪華な顔ぶれが加わったものの、成績のほうは前作超えとはいかなかった。監督は前作のロベルト・シュヴェンケに代わり新たに『ギャラクシー・クエスト』(’99)のディーン・パリソット。

そのロベルト・シュヴェンケが監督を務め、『RED/レッド』同様、人気グラフィック・ノベルを映画化した、ライアン・レイノルズ&ジェフ・ブリッジス共演アクション・コメディ『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』は初登場7位にランクイン。成仏できないゴーストたちを取り締まる天国の警察署“R.I.P.D.”のエージェント・コンビの活躍を描く。ライアン・レイノルズにとっては『Turbo』といい本作といい、苦々しい新作デビューとなった。

順位は以下の通り。
順位  タイトル  興収$  (累計$)
1.『死霊館』41.9M(41.9M)
2.『怪盗グルーのミニオン危機一発』24.9M(276.1M)
3.『Turbo』21.3M(31.0M)
4.『Grown Ups 2』19.9M(79.4M)
5.『REDリターンズ』18.0M(18.0M)
6.『パシフィック・リム』16.0M(68.3M)
7.『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』12.7M(12.7M)
8.『The Heat』9.3M(129.3M)
9.『ワールド・ウォーZ』5.1M(186.9M)
10.『モンスターズ・ユニバーシティ』5.1M(249.1M)

来週はいよいよ日本を舞台にした『ウルヴァリン:SAMURAI』が登場。トップを飾れるかに注目が集まる。
《シネマカフェ編集部》

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