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新たな時代に突入している!…「ぴあフィルムフェスティバル」ラインナップ決定

映画の新しい才能の発見と育成をテーマにスタートした、自主制作映画の祭典「PFFぴあフィルムフェスティバル」。今年で35回目の節目を迎え、9月14日(土)から1週間にわたって開かれる同映画祭の作品ラインナップが発表された。

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映画の新しい才能の発見と育成をテーマにスタートした、自主制作映画の祭典「PFFぴあフィルムフェスティバル」。今年で35回目の節目を迎え、9月14日(土)から1週間にわたって開かれる同映画祭の作品ラインナップが発表された。

今年は、会場を若者の街・渋谷のシネクイントに移して開催。メインプログラムであるコンペティション部門「PFFアワード2013」のほか、招待作品部門は、若いクリエイターに向けた映画の未来を考えるプログラムを企画している。

園子温、矢口史靖、李相日、内田けんじ、石井裕也ら、現在の日本映画界を代表する映画監督を多数送り出してきた「PFFアワード2013」では、511本の応募作から厳選された入選作品16本を紹介。入選作の監督の平均年齢は25.9歳。近年活躍が目覚ましい女性監督も4人が入選を果たし、人間ドラマ、青春映画、ゾンビ映画、ドキュメンタリーなど、若い才能と発想が凝縮された、多彩な作品がそろった。グランプリ受賞作は、10月に行われる東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門にて上映される。

招待作品部門は、2つのテーマを設定。「連続講義『映画監督になるための5つの方法』」は、さまざまな方法で映画を撮り続ける監督たちによる講座形式の企画となっている。作品配信をテーマに上映されるのは、濱口竜介監督の最新作『不気味なものの肌に触れる』。『あした家族』を制作したユニット「群青いろ」は、自主制作にこだわる彼らのスタイルについて語る。このほか、日本在住の外国人監督による作品、超低予算のワークショップ作品など、計7作品を集めた。

また、「『素晴らしい特撮の世界』―手仕事の楽しさ・手作りの映画」は、特撮の原点を堪能できる企画。今年5月に逝去した特撮の巨匠レイ・ハリーハウゼンの代表作『シンドバッド7回目の航海』『アルゴ探検隊の大冒険』『タイタンの戦い』を上映する。ジョージ・ルーカス監督やティム・バートン監督ら多くの映画人に影響を与えたイマジネーションあふれる作品の魅力を、若い世代に伝える。

「明らかに、新たな時代に突入している」とPFFディレクター・荒木啓子氏が言うように、若き次世代クリエイターと映画の未来を考える志向の今年の映画祭。新しい才能を自分の目で発見するチャンスとしても注目してほしい。

「第35回PFFぴあフィルムフェスティバル」は9月14日(土)から20日(金)までシネクイントにて開催。
《シネマカフェ編集部》

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