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『ライフ・オブ・パイ』アン・リー監督、次回はボクシングの歴史を題材にした3D映画

アン・リーが次回作としてボクシングの歴史を題材にした3D映画を手掛けるようだ。3D作品『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞監督賞に…

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アン・リー-(C) Getty Images
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アン・リーが次回作としてボクシングの歴史を題材にした3D映画を手掛けるようだ。3D作品『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞監督賞に輝いたリーは、本作でメガホンを取る契約をすでにユニバーサル・スタジオと結んだという。

本作は、「1960年代から70年代にかけてのボクシング界を、ボクシング史上に名を残すような選手間のライバル関係や歴史的マッチなどを通して描く3D大作」になる模様だ。特に、共にヘビー級の一時代を築いたモハメド・アリとジョー・フレージャーが死闘を演じた1975年の「スリラー・イン・マニラ」と呼ばれる第3戦を含めた名マッチの数々が、一つの語り口で描き出されることになるという。

そんなリーは以前、米ケーブルテレビ局FXのドラマ「ティラント」のパイロット版で初めてテレビドラマの監督デビューを果たすことになったとも報じられていたが、5月になってその企画から降板していた。中東での紛争に巻き込まれるアメリカ人家族を描く同ドラマから降りた際にリーは、「『ライフ・オブ・パイ』の撮影とプロモーションに4年以上の歳月をかけたから、最近、自分でも休みが必要だと分かったんだ」と語っていた。
《シネマカフェ編集部》

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