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石田純一、執事姿で来場! ケネディ大統領との意外な縁を明かす

映画『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督が来日し、2月6日(木)に行なわれた試写会の舞台挨拶に登壇。ゲストとして石田純一も来場し、執事の姿で監督の初来日を祝福した。

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リー・ダニエルズ監督&石田純一/『大統領の執事の涙』来日舞台挨拶
リー・ダニエルズ監督&石田純一/『大統領の執事の涙』来日舞台挨拶
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映画『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督が来日し、2月6日(木)に行なわれた試写会の舞台挨拶に登壇。ゲストとして石田純一も来場し、執事の姿で監督の初来日を祝福した。

『プレシャス』のダニエルズ監督の最新作となる本作。ホワイトハウスで歴代の7人の大統領に仕えた黒人執事の生涯を、公民権運動の盛り上がりなどの歴史的背景と併せて描き出していく。

今回、初来日となる監督だが開口一番、覚えたての日本語で「日本に来られて嬉しいです」と挨拶し、観客の喝采を浴びる。映画については「父と息子の愛の物語であり、私の物語であり、アメリカの歴史でもあります。文化や人種を越えて、理解していただければ」と呼びかけた。

石田さんは執事姿で、宮内庁御用達という銀のトレイに監督へのプレゼントである浴衣を乗せて登場。ダニエルズ監督は撮影現場ではパジャマ姿でいるとのことで、日本のパジャマである浴衣を手に大喜び! 「次は日本でこれを着て、あなたを撮ろうかな(笑)」と笑顔で語っていた。

劇中、主人公が仕える大統領のひとりとしてJ・F・ケネディ大統領も登場し、その暗殺事件についても描かれるが、実はこの事件の一報を初の衛星中継で日本に伝えたNHKの石田武アナウンサーは石田さんの実父。それもあって石田さんは特別な思いを持って映画を鑑賞したという。

石田さんは何度も「感動しました!」と繰り返し、劇中、ケネディが積極的に公民権運動にかかわっていく姿についても「よく描かれていると思います。あの日、(暗殺で)歴史は変わったけど、思いは受け継がれて平和になっていたのだと思う」と感慨深げに語った。

また、石田さんは劇中の親子の姿についても「胸が締め付けられました」と告白。ダニエルズ監督は、自身が13歳のときに亡くなったという父の思い出に触れ、「彼はいつも怒っていて、家では妻や子どもたちにつらく当たっていましたが、それは外で『ニガー』と呼ばれ、マイノリティであることがいつも重くのしかかっていたから。この映画を作ることで、私は父の怒りを理解し、許すことができたと思います」と語ると、会場は温かい拍手に包まれた。

石田さんは「お子さんを持っている方には重いテーマであり、共感できると思います」としみじみ。もしも息子が反抗期を迎えることがあったら? と問われると「覚悟はしてます。親として、そこは戦い、立ちはだからないといけないと思ってます」と語っていた。
また、話題がまもなく開幕するソチオリンピックのことになると、先述のお父さんが東京オリンピックで実況も務めたという石田さんは表情をほころばせる。各選手の健闘を祈りつつ、注目している選手を尋ねると、「(モーグルの)上村愛子ちゃんには、神様が有終の美を用意してくれてるんじゃないかと思っています!」と悲願のメダル獲得への期待を口にしていた。

なおダニエルズ監督はこの後、有楽町の外国人特派員協会へと移動し、外国人記者向けの試写会後の記者会見に出席。1時間弱の間で十数名もの記者から質問の手が挙がり、その一つ一つに丁寧に答えていた。

『大統領の執事の涙』は2月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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