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『舟を編む』石井裕也を見出したプロデューサーが新たな才能を発掘! 山本文月・監督デビュー作『たゆたう』

『舟を編む』の石井裕也監督の才能を見出し、5月公開の妻夫木聡と池松壮亮が兄弟役で出演する『ぼくたちの家族』でもプロデュースを手がける狩野善則氏が、あらたな才能として発掘した新人監督・山本文月。

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映画『たゆたう』
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『舟を編む』の石井裕也監督の才能を見出し、5月公開の妻夫木聡と池松壮亮が兄弟役で出演する『ぼくたちの家族』でもプロデュースを手がける狩野善則氏が、あらたな才能として発掘した新人監督・山本文月。彼女を全面サポートする形で制作が決定した映画『たゆたう』の資金調達のためのクラウドファンディングがスタートした。

本作は、心と身体の性別が一致しない主人公・ジュンと、そのルームメイトで父親不明の子どもを妊娠してしまった女・あかりの共同生活を通して、「自分らしさとは何か?」を問いかける物語。

山本監督が本作を思い立ったきっかけは、およそ1年前――自身が女性として生まれたものの長い間自分の性別に違和感を感じているという友人との会話から生まれたとのこと。

その友人がある日、「子どもが欲しい」と話し、それが将来に対する不安や孤独感などを含んだ友人の心からの言葉だと感じ、性別に違和感を持つ主人公とその友だちの物語を作りたいと考え始めたということだ。

山本監督が本作で表現するのは、セクシャルマイノリティーの人々だけに留まらず、さまざまな場面で社会的少数派として悩みながらも現実を生きる人々に共通するもの。偽善的な優しさではなく、登場人物が厳しい現実に直面する姿を正面から描き、日々の生活の中から紡ぎ出される“小さな幸せ”を共有する喜びを表現したいとの思いがあるそうだ。

そんな気鋭の山本監督の想いに応えるように、プロデューサーの狩野氏からは、今回の制作資金調達の場として選んだ、サイバーエージェントがサービスを手がけるクラウドファンディング・プラットフォーム「Makuake」にこんなコメントを寄せている。

「山本監督は、数多くの有名映画監督を輩出した学生の登竜門・そつせい祭にて『準グランプリ』を受賞し、その演出力を高く評価されました。今回の脚本に関しても、若い自由な発想に新しい才能を感じ、できる限りの協力をしていきたいと思っています。この若き才能をみなさまのお力でご支援してくだされば幸いです」。

そんな想いを乗せた映画『たゆたう』。さらに新人監督を技術面から支える撮影担当には、『シコふんじゃった。』『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』など周防正行の監督作を始め、『秘密』『陰陽師』『宇宙兄弟』など数多くの映画・ドラマを手がけてきたカメラマン・栢野直樹の参加も決定している。

『たゆたう』はクラウド・ファンディング・プラットフォーム「Makuake」にて資金調達中。

■映画『たゆたう』/「Makuake」クラウドファンディングページ
https://www.makuake.com/project/tayutau/
■サイバーエージェント・クラウドファンディング 企業HP
http://www.ca-crowdfunding.com
《シネマカフェ編集部》

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