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宮沢りえの相手役に、話題の若手・池松壮亮! “快楽と転落”描く…映画『紙の月』

宮沢りえを主演に迎え、直木賞作家・角田光代の長編小説を映画化する『紙の月』。このほど本作の共演陣に、今年の“ブレイク男子”筆頭の池松壮亮を始め、田辺誠一、小林聡美ら豪華俳優たちがキャスティングされていることが明らかとなった。

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宮沢りえ&池松壮亮&田辺誠一&近藤芳正&石橋蓮司&小林聡美/映画『紙の月』
宮沢りえ&池松壮亮&田辺誠一&近藤芳正&石橋蓮司&小林聡美/映画『紙の月』
  • 宮沢りえ&池松壮亮&田辺誠一&近藤芳正&石橋蓮司&小林聡美/映画『紙の月』
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宮沢りえを主演に迎え、直木賞作家・角田光代の長編小説を映画化する『紙の月』。このほど本作の共演陣に、今年の“ブレイク男子”筆頭の池松壮亮を始め、田辺誠一、小林聡美ら豪華俳優たちがキャスティングされていることが明らかとなった。

本作の舞台は、バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は、銀行の契約社員として、顧客の通帳を預かったり、書類を届けたりする外回りの仕事をしている。お得意様には一人暮らしのお年寄りが多く、気配りや丁寧な仕事ぶりが評価され、次第に彼女は上司や顧客からの信頼を得ていくようになっていく。

何不自由ない生活を送っているように見えた梨花。しかし、自分に興味を抱いてくれない夫との間には、空虚感が漂い始める中、ある日、梨花は年下の大学生・光太と出会い、やがて2人は不倫関係へと堕ちていく。そして梨花は光太と過ごすうちに、ついに顧客の金に手をつけてしまうのだった…。

平凡な主婦のどこにでもある“空虚”が生み出す深い深い闇を描く本作。今年1月からは同原作を基に、原田知世・主演でNHKにてドラマ化され、女性を中心に話題を呼んでいる。

今回発表されたのは、主人公・梨花を演じる宮沢さんの脇を固める共演者たち。梨花の相手役となる年下の大学生・光太役には、『愛の渦』や『ぼくたちの家族』、『バンクーバーの朝日』など話題作に引っ張りだこの若手実力派・池松壮亮。そして愛が冷めてしまった梨花の夫役には田辺誠一。銀行の上司に近藤芳正、資産家の顧客に石橋蓮司、そして映画オリジナルのキャラクターとなる、先輩銀行員に小林聡美がそれぞれ抜擢となった。

池松さんは、宮沢さんとの共演を経て「りえさんの人間力と愛情に日々救われています。りえさんが梨花なのか、梨花がりえさんなのか、役と人間が重なる瞬間をこんなにも目撃したのは初めてです。梨花が光太と居た時間がこの映画の光となれるよう頑張ります」とコメントを寄せる。

一方、そんな池松さんとの共演を楽しんだという宮沢さんは、「タフな部分と繊細な部分を両方とも激しく持っていて、無表情の中にすごく沢山の表情を持っている人で、いい意味で余計なことをせずに居られる人だと思います。少年に見えるときと、おじいちゃんに感じるときと、年齢が不詳な感じがあって、何にでも化けられる可能性が、毛穴からプチプチと飛び出ている感じが、すごく刺激的です」と語る。

また池松さんは、吉田大八監督とは昨年9月の舞台「ぬるい毒」に続いての再タッグとなるが、「また吉田組として新たなる作品を生み出すことができることを嬉しく思います。前作同様微妙な役どころをふられましたが、大八監督から呼ばれたからには行かないわけにはいきません。挑戦状だと勝手に受け止め頑張っています」と気合十分の様子。

吉田監督は「ひとことで言うと、“熱いのに冷たい”俳優。昨年夏『ぬるい毒』という舞台で約2か月一緒に過ごしたけど、未だに扱い方がよく分からない、それが魅力といえば魅力。反射神経がすごくいいので、単純に見ていて生理的に気持ちがいい」と千変万化の池松さんにゾッコンのようだ。

虚しさを抱えたと主婦と若い男…このひとりの女性の身に起きた“快楽と転落”の事件は果たして、どこに転がって行くのだろうか?

映画『紙の月』は2015年、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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