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『R-1ぐらんぷり2014』決勝A組、レイザーラモンRG、ヒューマン中村、TAIGA、スギちゃんが語る大会への思い

135:今年で12回目となる“ひとり芸日本一”を決める大会『R-1ぐらんぷり2014』(関西テレビ・フジテレビ系3月4日19:00~)の決勝進出者12名が決定。

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今年で12回目となる“ひとり芸日本一”を決める大会『R-1ぐらんぷり2014』(関西テレビ・フジテレビ系3月4日19:00~)の決勝進出者12名が決定。24日、都内ホテルにて決勝進出者決定記者会見が行われ、馬と魚、やまもとまさみ、スギちゃん、TAIGA、中山女子短期大学、じゅんいちダビッドソン、おぐ、レイザーラモンRG、バイク川崎バイク、ヒューマン中村、ミヤシタガク、小森園ひろしが出場することがわかった。

会見の直後に、決勝進出を決めた12名がそれぞれ取材に応じ、決勝進出を決めた喜びや、自身にとっての「R-1ぐらんぷり」の意味。そして、決勝大会への意気込みを語ってくれた。ここでは、決勝でA組を選んだ.レイザーラモンRG、ヒューマン中村、TAIGA、スギちゃんの4名のコメントを紹介する。


<レイザーラモンRG>
――記者会見では故スティーブ・ジョブズさんのパロディネタで登場しましたが、今年はジョブス推しで行かれますか?

イエス! バット アイ キャント スピーク イングリッシュ!.
日本語で喋りますね(笑) ジョブズネタを始めてから本当に調子が良いんです。ジョブズのプレゼンテーションとかを動画みていたら、これはピン芸人に向いたネタにできるなと気付いて、さらに「山-1グランプリ」に選ばれたのも追い風だと思っています。

――会見で行われたトーナメントの枠決めでは、「THE MANZAI」と同様に迷うことなく1枠を選ばれたのに驚きました。

それには3つの要素があります。1つは会見という舞台で1番を選ぶことで「おぉ!」というリアクションが期待できること。そして、2つめには、早く緊張を終えてしまいたい。そして、3つめです。これが一番大切で、最初はお客さんが構えていると思うので、そこにジョブズみたいなキャラクターが出て行って会場を柔らかい空気にしたいと思っていました。今回、誰が1枠を選ぶか注目されていたと思うのですが、迷いはなかったです。それで優勝すればカッコイイですしね。

――それでも、Aブロックの1枠を選ぶのは勇気がいると思いますが?

今回用意しているネタですが、自分の中では隙がないと思っています。まず、英語をゆっくり喋るということで噛みようがない。仮に噛んでしまってもわからない(笑)。そして、簡単な英語である。途中で“あるある”も歌うかもしれない。僕にとっては“間違いようの無いネタ”+“今までやってきたネタ”をぶつけるだけなんです。「THE MANZAI」に比べれば緊張はまったくないですし、いつもやってきたことをそのまま、やりきるだけですね。

――何か自身の根拠となるものがあるのでしょうか?

Twitterを見ていたら、米軍基地でジョブズネタがすごく受けていたんですよ。これは相当自信になります。R-1を取って、アップルなら世界中の人が知っていますし、世界に打って出ることも出来る。きっと今回、世界を見据えているのは僕だけじゃないですか?




<ヒューマン中村>
――4年連続の決勝進出となりますが、後身に譲るつもりはまだまだないということですね?

早く優勝して卒業したいです(笑) 4回目になると決勝に行くのが当たり前に見られるのか、1回目は「おめでとう」のメールや電話がたくさん来たんですが、今はメールもありません。決勝まで来るのは厳しい倍率を勝ち上がっているんだから、もっとチヤホヤしても良いと思うんですよね。アルバイト先の人も徐々に決勝が決まったといっても「あ、良かったですね……」くらいな感じになってるんですよ。

――4年連続で決勝に行ってもアルバイトをされているんですか?

はじめて決勝に行って週4~5回から週2~3回になり、次の年で週1になり、3回目で月2~3回と減ってきたので、今回でゼロにしたいです。去年の準優勝は、ネタを披露した直後に手応えがあったんですが、現場で三浦マイルドさんのネタを見て負けたなと思ってしまいました。今年こそは三浦マイルドさんを倒してやると思っていたら、まさかの敗退でした。

――自身のネタで変化してきたと思う点はありますか?

僕の好きな笑いが地味なんですよ。地味な面白さをつつくところに僕のネタがあるんですが、派手さが大事と思いまして、フリップを色とりどりにして、めくり方も変えるなど、いろいろ考えていますね。そして、メガネを黒から白にして、最後のピースは揃いました。

――A組には派手な方が揃いましたね

そうなんです! お祭りなんですよ。そのお祭りに入れない文化系のにおいを皆さんに感じていただけたらなと。全国にはお祭り騒ぎに便乗したいけれど、それが出来ないような方もいると思うので。

――RGさんの次の出番というのはいかがですか?

1発目を終えて散らかっている状態で僕に引き継がれることになると思うので、一端リセットしたい。そうするためにも2番に行こうと。RGさんが作った空気に飲まれないように自分らしくやろうと思います。

――決勝の残ったバイク川崎バイクさんとは仲が良いとか?
バイク川崎バイクとは芸風こそ真逆ですが、一緒にネタを考えたりしています。それに、彼と思いついたときのネタで決勝に行けたので、僕にとってのパワースポットみたいになっているんです。それに、お互いが違いすぎるので、素直に応援できますね。

――今大会に挑むに辺りプレッシャーはありますか?

マネージャーからの圧力が凄いんですよ。マネージャーが抱えているタレントの中で僕の出来が一番悪いですっていう内容のメールが、病んでる女のブログか?っていうくらいの長さで来るんですよ。師匠の方々も担当しているマネージャーなので、その一覧を見ると本当に下だと思うので、優勝してマネージャーに恩返ししたいです。。



<TAIGA>
――決勝進出を初めて決めた感想は?

なかなか実感が沸かなかったんですが、記者会見をやらせていただいて段々と実感が沸いてきました。決勝用に準備している二本目のネタも凄く好きなので、なんとか勝ち上がって2回目のネタをやりたいなと思っています。

――Aブロックはかなり個性的な強力なメンツが揃ったと思いますが?

それを言ったらどこも同じで、僕以外はすごい方ばかりなので、どこの枠に行ってもやることは決まっています。当日の空気も含めいろいろとあると思うので、このネタでダメだったら仕方ないという思いです。

――今回、決勝に上がれた要因は何だと思いますか?

毎年、色んなキャラをやってきました。トレンディドラマとか武道とか、ホストとか……。いつも悩んでいたんですが、今年はこのネタでダメだったら仕方がないという覚悟を決めることが出来たことが大きいと思います。

――どうして今回は覚悟を決めることが出来たのでしょうか?
背伸びして作ったネタじゃないのでキャラクターに無理がないんです。エルビス・プレスリーが好きで憧れていたり、本当にツイストをやったりしていたので、やっていて楽しいですね。

――まわりの人にネタの相談などはされますか?
5月くらいにこのネタを作ったときは全然違う曲調だったんです。ライブにでては披露して、色々な人に相談してブラッシュアップしました。R-1しか見ていないというくらい力を入れて作りました。

――優勝に向けて
自信はありますね。自信がなくなったときは辞めるときだと思うので。精一杯がんばります。



<スギちゃん>
――3年連続の決勝進出となりましたが、会見では「準決勝でネタがぶれていた」という声もありました

気楽な気持ちでやりたかったんですが、ワイルドネタに目新しさがない分、難しいですよ。2回戦3回戦ではいつもと違うネタやったんですが、お客さんがネタに入ってくるのが遅かったんです。4分あればそれでも良いんだけれど、3分だとそれじゃダメだから、急遽、準決勝でワイルドネタに戻したんです。どうせ違うことをやるんだったら名前を変えるとか、覆面をかぶるとかしないと難しいのかなと思いました。

――準決勝を振り返って頂けますか?

ワイルドネタと言っても準決勝で初出しだったんですが、それが偶然はまったんだと思います。僕は新鮮な状態でやった方が調子良いことが多いので。準決勝でよくあそこまでできたなって。

――BGMとずれたのは狙いですか?
1回目はマジずれですね(笑)。でも、音がずれることでこういう笑いになるとわかって、ちょっと早口でしゃべれば巻くことが出来るし、わざとずらしていきました。本番でそこをどうするのかもありますが、そこよりもネタを濃くしてプラスアルファがないかと。もし準決勝と同じだったら、プラスアルファは無かったんだと思ってください(笑)

――初の決勝進出者がたくさんいる中で、狙われる存在でもあると思いますが?

それは嬉しいですね。彼らはネタに勢いもあるし、僕なんかを相手にしていたら上に行けない。もっと上に行けと言いたいですね。ただ、R-1はネタが良ければ勝てるわけではないんです。劇場とは違うので、ミスをしてもそれを楽しめないと厳しい。2本目をやるにあたって、1本目を踏まえてやらないと優勝はないでしょう。正直、そこまで考えている人はいるのかなってお思います。これはヒントになっちゃいますね。

――スギちゃんにとってのR-1とは?
ピン芸人を長いことやっている連中を知っていますけど、みんな40歳近いんです。本当に辞めることを考える年になってきて、それを先に伸ばせる大会。決勝に行くことができれば何とかなるんじゃないかと期待を持たせられる。ここだけでしか結果にならないですし、そこで活躍すれば売れるかもしれないと思える、ピン芸人を支えている大会ですね。試しに一回大会を中止にしたら、本当にたくさんのピン芸人が辞めるとお思いますよ。

■『R-1ぐらんぷり2014』
2014年3月4日(火)19:00~20:54(関西テレビ・フジテレビ系)
《編集部@テレビドガッチ》

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