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小室サウンドからパンクロックまで!木村カエラと奈良美智に影響を与えた音楽を辿る『ミュージック・ポートレイト』

135:毎回豪華ゲストが、それぞれ選んだ10曲を持ち寄り、人生を語り合う。まったく違う道のりを歩いてきた2つの人生が、音楽で重なりあい、響きあう。

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毎回豪華ゲストが、それぞれ選んだ10曲を持ち寄り、人生を語り合う。まったく違う道のりを歩いてきた2つの人生が、音楽で重なりあい、響きあう。言わば、音楽で綴る「半生」=セルフ・ポートレイトともいえる知的エンターテイメント番組『ミュージック・ポートレイト』(NHK Eテレ)。6月26日(木)は、デビュー10周年の歌手木村カエラとアーティストの奈良美智をゲストに迎えての第1夜を放送。人生の前半1曲目から5曲目までを紹介する。

東京・足立区で育った木村カエラが最初に「歌手になりたい」と憧れた歌は、当時一世を風靡していた小室サウンド(Feel like dance/globe)だった。中学生になってカットモデルにスカウトされ、原宿に通うようになったカエラが夢中になったのは個性あふれるイギリスの5人組、スパイスガールズ。そして、高校3年生、進路に悩むカエラの背中を押したのは、ライブでみたある歌手の姿だった。その姿に圧倒され、涙し、「ステージに立ちたい」と決意した彼女は歌手を目指し走り出す。

19歳になり、デビューの夢が叶いそうになった木村。しかし、すい星のごとく現れたアヴリル・ラヴィーンに衝撃を受け、「このままデビューしたら、私はアヴリルを真似した歌手になってしまう」。……窮地の彼女が生みだした自己プロデュースとは?

一方、青森県弘前市で育った奈良美智少年が憧れたのは、当時熱中したドラマの主題歌(太陽野郎/寺内タケシとバニーズ)。曲名通り、熱血少年だったという。こうしてロック少年に成長していた奈良が衝撃を受けたのが、その後一生の友となるパンクロック。ラモーンズの破壊力にあふれたサウンドが奈良少年に「表現の衝動」を芽生えさせたという。その後、美術大学に進学するも、自分がやりたいことは何なのか逡巡していた奈良を目覚めさせたのは、バイトで教えていた予備校の生徒の純真さだったという。「俺はまだ先生と呼ばれるような人間じゃない。自分が生徒だ。」そう痛感した奈良はドイツに単身留学し、画を学び直すことを決心する。その時鳴り響いていたのは、同世代のパンクバンド「スタークラブ」だった。

■『ミュージック・ポートレイト』
毎週木曜 23:00~23:44(NHK Eテレ)
《編集部@テレビドガッチ》

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