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【特別映像】シアーシャ・ローナン、終末世界で初恋キス…『わたしは生きていける』

ハリウッドの若き実力派女優シアーシャ・ローナンが『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞を受賞した鬼才監督ケヴィン・マクドナルドとタッグを組み、同名ベストセラー小説を映画化した

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『わたしは生きていける』 -(C)The British Film Institute/Channel Four TelevisionCorporation/ HILNLtd 2013
『わたしは生きていける』 -(C)The British Film Institute/Channel Four TelevisionCorporation/ HILNLtd 2013
  • 『わたしは生きていける』 -(C)The British Film Institute/Channel Four TelevisionCorporation/ HILNLtd 2013
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ハリウッドの若き実力派女優シアーシャ・ローナンが『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞を受賞した鬼才監督ケヴィン・マクドナルドとタッグを組み、同名ベストセラー小説を映画化した『わたしは生きていける』。いつの日か現実にも起こりそうな、終末世界を生きる少女の青春とサバイバルを描く本作から、シアーシャのロマンティックなキスシーンを含む特別映像が、シネマカフェだけに到着した。

現在からそう遠くない未来のイギリス。生まれたときに母親を亡くした16歳のデイジーは、まだ見ぬ3人の従兄弟とひと夏を過ごすため、ニューヨークから単身、この異国の地をにやってきた。複雑な家庭環境で育ったせいで、自意識が強く反抗的なデイジーだったが、人なつこく純真な従兄弟たちと過ごす日々は、そんな彼女の頑なな心を少しずつ溶かしていく。

やがて、長兄・エディと初めての恋に落ちるデイジー。だが、ある日、ロンドンでテロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦が勃発し、戒厳令が敷かれてしまう…。

「ガーディアン賞」「プリンツ賞」と文学界の権威ある2賞を受賞した同名小説の映画化となる本作は、世界大戦を背景にした終末サバイバル・ドラマの中で、その戦火に巻き込まれたひとりの少女の成長を色鮮やかに綴った青春ストーリー。

髪を染め、アイライナーやグリーンのネイルにピアスと、パンキッシュないまどきの少女として登場するシアーシャは、本作でこれまでのイメージを打ち壊すかのような大胆イメチェンに挑戦した。

今回公開された特別映像には、ニューヨークから単身イギリスにやってきたシアーシャ演じるデイジーと、彼女が一緒に暮らし始める3人の従兄弟たちが、戦いに巻き込まれる前、大自然の中で過ごしたつかの間のひとときが描き出されている。



当初は心を閉ざしていたデイジーも、生まれて初めて実感する幸福に包まれた時間を過ごし、満ち足りていく様子が叙情豊かに切り取られており、『サンシャイン 歌声が響く街』『ディファイアンス』の若手英国俳優ジョージ・マッケイ扮するエディとの、初々しくもロマンティックなキスシーンがその幸せを物語っている。

また、映像では舞台となるロンドン郊外の田園風景の美しさも際立っているが、ロケハン・チームが南ウェールズのなだらかな起伏の緑生い茂る、この土地を見つけてきたとき、監督のケヴィン・マクドナルドは「このロケーションに即座に恋に落ちた」とひと目で気に入ったという。

そんな映像の中、「君は何を求めているのだろう?」と問いかけるのは、英国人シンガーソングライター、ニック・ドレイクによる「Which Will」。優しくもどこか儚く、哀調を帯びたメロディは、彼らのその後の別れを予見させるものだ。

やがて、従兄弟たちと離ればなれになり、軍の管理下に連れて来られたデイジーは、エディとの再会を胸に秘め施設を脱出。いくつもの試練が待ち受ける荒廃した終末世界に身を投じていくことになる。

「この映画では、イギリスの魅惑的で憂鬱な地形を音楽に反映させたかったんだ」と監督も語るとおり、ロケーションとニック・ドレイクの楽曲が見事にマッチした印象深いシーン。まさに嵐の前の静けさともいえる映像を、ここから堪能してみてほしい。

『わたしは生きていける』は8月30日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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