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スイーツ王国・札幌で地元民に愛され続ける「きのとや」の経営戦略とは『カンブリア宮殿』

221:7月17日(木)放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系列)は、石屋製菓、六花亭、ロイズなど、全国的な知名度を誇るメーカーがしのぎを削るスイーツ王国・札幌で、業界の常識を打ち破り地域密着型経営で成長する「きのとや」に密着する。

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7月17日(木)放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系列)は、石屋製菓、六花亭、ロイズなど、全国的な知名度を誇るメーカーがしのぎを削るスイーツ王国・札幌で、業界の常識を打ち破り地域密着型経営で成長する「きのとや」に密着する。

「迷ったらきのとやにすれば間違いない」こう客に言わしめるほど、地元・札幌で絶大な支持を得ている人気のケーキ店、きのとや。日本経済が不況に苦しんだこの10年も右肩上がりの急成長を遂げ、9店舗で37億円を売り上げている。大成功のきっかけは、業界初の「ケーキの宅配」。だが過去には致命的な失敗もあったという。地域に根差しアイデア力で成長を続ける、きのとやのオンリーワン経営術を探る。

きのとやの人気の秘密は“作りたて”のケーキにある。通常、数日前に注文しなければいけないホールケーキでも、その場で注文すれば、売場に併設された工房で10~15分待つだけですぐに作ってくれるので、新鮮なケーキをいつでも持ち帰ることができる。売場に常備されているショートケーキでも1日5~6便に分けて店舗へ配送する徹底ぶりだ。製造工場でのケーキ作りは機械化されているかと思いきや、生地作りからデコレーションまでほぼ全ての行程が職人による手作業。熟練のケーキ職人の技が、機械では作ることのできない味を生み出している。

今や北海道の地元民に圧倒的な知名度を誇るきのとやだが、それまで道のりは決して順風満帆ではなかった。創業2年目から始まったケーキの宅配サービスも、翌年のクリスマスでは生産能力以上の受注を抱えてしまい、予約日に間に合わせることができず、お詫び行脚となった。さらに1997年には、サルモネラ菌による食中毒事故を起こしてしまう。この事故をきっかけに、「おいしさ」に優先する「安全・安心なケーキ作り」を掲げるようになり、社長の長沼が行き着いたのは、「従業員を大切にする会社」だった。従業員は誕生日の月に、会社から1万円の祝い金と特別休暇が与えられ、2カ月に1回5000円分のケーキ券が配られる。こうした社員に対するサービスには、「きのとや」ならではの狙いがあった。

■『カンブリア宮殿』【札幌で人気のスイーツ店の秘密!危機から生まれた幸せ企業戦略】
2014年7月17日(木)22:00~22:54(テレビ東京系列)

【ゲスト】きのとや社長 長沼昭夫
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
《編集部@テレビドガッチ》

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