利益率が15%を超す投資先は?ピース又吉と学ぶ経済学『オイコノミア』
236:経済を覆う未曾有の閉塞感。失われた20年を経ても一向に回復の兆しを見せない景気……。こんな時代だからこそ、「経済学的な知の体力」を身につけて、時代の荒波を乗り越え、この国を担う若者たちへメッセージを送る番組『オイコノミア』(NHK Eテレ)。
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7月23日(水)は、「あなたは何に“投資”する?」の(後編)を放送、ゲストは先週に引き続き大阪大学の大竹文雄教授を迎える。
投資と言われて思いつくのは株や債券。では、もし宝くじで100万円当たったらあなたは何に使う? 実はある試算で、利益率が15%を超すという投資先がある。答えは「就学前児童への教育」。これってどういうこと?
アメリカのノーベル経済学賞受賞者のヘックマンは、3~4歳の就学前児童に協調性や忍耐力を伸ばす教育を施すと、40歳代になってからの収入や持ち家率が上がることを突き止めた。さらに生活保護の受給率も低くてすむことが分かり、社会全体の収益率を計算すると15~17%に上ることが分かった。経済学でいう投資とは生産能力を高めるため資金や力を注ぐこと。この研究は、日本はもちろん世界中に衝撃を与えている。
■『オイコノミア』(NHK Eテレ)
毎週水曜 23:25~23:50
【ゲスト】大竹文雄(大阪大学教授)
【レギュラー出演】又吉直樹(ピース)