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映画監督ミシェル・ゴンドリーの日本初個展、東京都現代美術館で開催!

東京都現代美術館では9月27日(土)から2015年1月14日(日)まで、映画監督、ミシェル・ゴンドリーの日本初個展となる「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」を開催する。

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東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association
東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Bernard Bisson/ JDD / SIPA, 2011, Paris, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Herve Veronese, 2011, Paris, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2014, Casablanca, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2014, Casablanca, Courtesy: Home Movie Factory Association
  • 東京都現代美術館 「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展Photo: Ariane Rousselier, 2014, Casablanca, Courtesy: Home Movie Factory Association
東京都現代美術館では9月27日(土)から2015年1月14日(日)まで、映画監督、ミシェル・ゴンドリーの日本初個展となる「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展を開催する。

ミシェル・ゴンドリーは、ビューク、ザ・ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズなど数々のミュージックビデオを手掛ける映像作家であり、映画監督としては『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』『僕らのミライへ逆回転』、そして昨年はボリス・ヴィアンの青春小説『日々の泡』を映画化した『ムード・インディゴ うたかたの日々』などで知られる奇才だ。

音とシンクロして流れる車窓景色、劇中劇のごとく舞台装置を大胆に使った画面など、奇抜な表現を多用する作風で知られ、見るものを瞬時に彼特有の映像世界へ引き込んでいく。しかし彼のイマジネーションの根底にあるのは、ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(1902)に見るようなハンドメイドの映像魔術。

今回の個展「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」では、世界で活躍する映像作家としての顔と、アマチュア映画愛好家としての顔を持ち合わせるゴンドリーの魅力に迫る2部構成で展開する。

第1部「ホームムービー・ファクトリー」は、来場者が10人ほどのグループで、ゴンドリーが考案した独自の映画づくりに参加できる体験型展示となっている。12の映画セットで、その日出会った人々と、一期一会のオリジナル短編映画を作る。ワークショップは定員制で、週3回開催予定。

第2部「Around the World in 19 Videos」では、ユニークなアイデアの詰まったゴンドリーの映像魔術の結晶とも言えるミュージック・ビデオの傑作19作品をインスタレーション形式で紹介する。

その他、最新作『背の高い男は幸せ?』(2013)のためのドローイングや、『ムード・インディゴ うたかたの日々』(2013)に登場する睡蓮の花や摩訶不思議な料理、『恋愛睡眠のすすめ』(2006)の1秒タイムマシーンなど、映画で実際に使われた小道具を展示。ゴンドリーマニアは言うまでもなく、初めてゴンドリー作品に触れる人にも楽しめる内容となっている。

関連イベントとして、ミシェル・ゴンドリーによるアーティスト・トークや会期中に代表映画を定期的に上映するゴンドリー映画マチネを予定。また『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督や、『かもめ食堂』の荻上直子監督が、ホームムービー・ファクトリーに挑戦したり、ゴンドリーと井口監督、グラフィックデザイナー大島依提亜氏のスペシャルトークも開催される。

ゴンドリー好き、映画好き、はたまた空想(妄想)好きまで、あらゆる角度で楽しめる本展。ぜひお見逃しなく。
《text:Miwa Ogata》

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