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恵比寿で飯山由貴「ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」展

9月13日から10月19日まで、恵比寿・代官山エリアのギャラリー「waitingroom」(渋谷区恵比寿西2-8-11)で、飯山由貴による「あなたの本当の家を探しにいく / ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」が開催される。

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「ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」2014, スライド, テキスト, 音声/飯山由貴
「ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」2014, スライド, テキスト, 音声/飯山由貴
  • 「ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」2014, スライド, テキスト, 音声/飯山由貴
  • 「hidden names」2014, シングルチャンネルビデオ, サウンド/飯山由貴
9月13日から10月19日まで、恵比寿・代官山エリアのギャラリー「waitingroom」(渋谷区恵比寿西2-8-11)で、飯山由貴の個展「あなたの本当の家を探しにいく / ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」が開催される。

なんともミステリアスなタイトルの本展が、「waitingroom」でのデビュー個展となる飯山は、2013年に東京藝術大学大学院美術研究科油画科を修了したばかりの若手アーティスト。

本展では、飯山の妹の幻聴・幻覚を家族で再現しようと試みた様子を記録した映像の他、精神病院の医療記録についての映像作品、記録資料などをインスタレーション形式で展示する。

展示の核となる作品は四つ。「本当の家を探しに夜の散歩に出かける」映像作品、妹の目に映る「ムーミン一家と一緒に海の観音さまに会いにいく」光景を家族6人で具現化する様子を写したスライド作品とそれにまつわるテキスト・音声、かつて東京に存在した精神病院の医療記録(患者達の症例誌)についての映像作品、1926年に日本で作られた無声映画について複数の視点から考察する小さなプロジェクトは、いずれも鑑賞者の心に戸惑いや発見、そして大きな喜びや悲しみをもたらすだろう。

近年は、匿名のスクラップ帳を題材に、ハンセン病や関東大震災などの歴史的史実を主題として扱うことが多かった飯山だが、今回の作品では、個人的な体験をもとに、精神病の歴史や事例をリサーチする中で、作家自身が垣間見た世界を表現したという。

展示初日の13日には、18時から21時にオープニングレセプションを開催する。会場定休日は火曜から木曜。月曜は17時から23時、金・土・日曜は13時から19時までの開場となる。


【イベント情報】
あなたの本当の家を探しにいく / ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく
会場:waitingroom
住所:渋谷区恵比寿西2-8-11
会期:9月13日から10月19日
時間:13:00から19:00(月曜日は17:00から23:00)
休廊日:火・水・木曜日
入場無料
《松本玲子》

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