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謎深まる…宮部みゆき原作『ソロモンの偽証』第一弾ポスター解禁! モチーフは“最後の晩餐”

ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作と謳われる同名小説を、『八日目の蝉』の成島出監督が映画化する『ソロモンの偽証』。このほど、学校を舞台にしたミステリー作品となる本作ならではの、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を…

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『ソロモンの偽証』第一弾ポスター/(C) 2015 「ソロモンの偽証」製作委員会
『ソロモンの偽証』第一弾ポスター/(C) 2015 「ソロモンの偽証」製作委員会
  • 『ソロモンの偽証』第一弾ポスター/(C) 2015 「ソロモンの偽証」製作委員会
  • (左上より)藤野涼子&板垣瑞生&清水尋也&富田望生&石井杏奈&前田航基&望月歩&西畑澪花&若林時英&西村成忠&加藤幹夫&石川新太/映画『ソロモンの偽証』
  • 『ソロモンの偽証』の主演女優・藤野涼子
  • 佐々木蔵之介&夏川結衣&永作博美&小日向文世&黒木華&尾野真千子/映画『ソロモンの偽証』大人キャストたち
ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作と謳われる同名小説を、『八日目の蝉』の成島出監督が映画化する『ソロモンの偽証』。このほど、学校を舞台にしたミステリー作品となる本作ならではの、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を想起させる第一弾ポスタービジュアルが解禁となった。

物語は、クリスマスの朝、雪の校庭に転落した男子生徒の死から始まる。警察は自殺と判断するも、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者が一人、また一人。隠された真実を暴くため、“学校内裁判”が開廷される…。

先日、1万人規模のオーディションを経て主演に選ばれた新星女優“藤野涼子”が役名と同じ名前でデビューすることでも注目を集めている本作。

今回、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に見立てて描かれた、第一弾ポスター。イエスの「この中の誰かが私を裏切る」という一言によって動揺する使徒たちの様子が、クラスメイトの謎の転落死をきっかけにざわめき立つ中学生たちの姿と重ねた作りとなっている。

このビジュアルと併せて配給元の松竹は、この宗教画のようなポスターに隠されたメッセージを解説した資料を配布。主人公・藤野涼子の前に置かれた天秤は“正義”の象徴であり、死の真相を暴こうとする彼女の決意を表しているそう。そのほか、本作の鍵を握る重要人物3人もご紹介。

■役名:柏木卓也(演:望月歩)/位置:左端
役どころ:校庭で死体となって発見される男子生徒。
解説:「最後の晩餐」における使徒・バルトロマイの位置で、イエスの言葉を聞き取ろうと立ち上がっている。ダ・ヴィンチ自身を描いているという説もあり、本ビジュアルでは、自らの死がきっかけでざわめくクラスメイトたちを俯瞰している様子を表現している。

■役名:神原和彦(演:板垣瑞生)/左から5番目
役どころ:他校生。柏木卓也の友人として登場する男子生徒。
「最後の晩餐」における使徒・ヨハネの位置。その正体は謎に包まれており、他校生にも関わらずひとり、この事件に関わろうとする神原のミステリアスな人物像と対応している。

■役名:三宅樹理(演:石井杏奈)/左から7番目
役どころ:容姿にコンプレックスを持ち、陰鬱で攻撃的な性格の女子生徒。
「最後の晩餐」における使徒・トマスの位置。裏切り者がいることを使徒に告げたイエスに対して、「裏切り者は1人だけですか」と激しく問い詰める。彼女は、事件の真相を知る人物なのか…?

そんな一方で、「最後の晩餐」との大きな違いも。「最後の晩餐」ではイエスと12人の使徒の計“13”人が描かれているが、本ビジュアルに登場しているのは“12”名の中学生。居るべき場所に存在しないのは誰なのか? そして、そこに込められた意図とは?

ベールが少しづつ脱がされていくものの、その度に謎を深めていく本作。ちなみに、兄弟子役として人気を博した「まえだまえだ」の兄・前田航基が、かなりポッチャリした姿で左から4番目の位置に描かれていたりと、よくよく見てみると本作の“謎”以外の部分でも存分に楽しめる仕上がりとなっているこのポスターをよく眺めてみては?

『ソロモンの偽証』<前篇・事件>は2015年3月7日(土)より、<後篇・裁判>は2015年4月11日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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