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重松清、都築響一ら豪華文化人たちの酒場交友録を映画化! 文壇バーでイベント企画始動

幅広い交流と広範な知識に裏打ちされた審美眼で、文芸のみならず、相撲、政治などさまざまな分野での評論の場で活動を続ける評論家&エッセイストの坪内祐三。そんな彼の代表作の一つで…

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『酒中日記』/(C) 2015『酒中日記』製作委員会
『酒中日記』/(C) 2015『酒中日記』製作委員会
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幅広い交流と広範な知識に裏打ちされた審美眼で、文芸のみならず、相撲、政治などさまざまな分野での評論の場で活動を続ける評論家&エッセイストの坪内祐三。そんな彼の代表作の一つで、「小説現代」で2007年から執筆をスタートし、今なお連載を続けるエッセイを原作とした映画『酒中日記』が3月21日(土)より限定公開することが決定。

この公開記念として、原作者であり主演をつとめた坪内祐三と、映画にも登場する豪華作家陣と共に、映画館や文壇バーといったリアルな場で、劇中さながらに観客たちと一緒に楽しむ機会を作ることが出来ればと、資金調達のためサイバーエージェントがサービスを手がけるクラウドファンディング・プラットフォーム「Makuake」でページを立ち上げている。

本作のテーマは、人はどのように酒を飲み、友と何を語るのか。映画自体は、主演を務める坪内さん本人が実際馴染みにしている酒場を巡り歩く姿を追ったドキュメンタリードラマだ。

新宿ゴールデン街の「しん亭」や文壇バー「猫目」、太宰治の小説のモデルになったママが営む文壇バー「風紋」、名高い文化人を多く顧客に持つ銀座の文壇バー「ザボン」など、由緒ある酒場を舞台に、坪内さんが日頃交遊している文人たち――都築響一、亀和田武、杉作J太郎、中原昌也、重松清、南伸坊、康芳夫、中野翠といった個性的でひと癖ある豪華な面々がお酒を酌み交わし、独自の談義に花を咲かせ、飾らない素顔を垣間見ることができる。

メガホンを握ったのは坪内さんと旧知の仲でもある、『俗物図鑑』の内藤誠監督。斎藤工・主演の前作『明日泣く』から3年ぶりの新作となる。そんな内藤監督は、立ち上げたページ内にこんなコメントを寄せている。

「映画『酒中日記』の企画は、映画『明日泣く』がハンブルク映画祭に招待されたあと、 斎藤工演じる主人公の父親役だった坪内祐三さんと飲み、“こんどは『酒中日記』を持ってハンブルクへ行こう”と冗談半分で言い、そのことを雑誌『群像』に書いているうちに、ジャズが流れるストリートシネマになると思い、瀬戸恒雄プロデュサーに相談しました。まず息子の研に脚本を書いてもらって、出資者をつのったところ、実現すれば面白そうだということで、なんとか製作費は集まりました。

坪内祐三さんとは、1993年、講談社からわたしが『ヘボン博士のカクテル・パーティ』という本を出し、彼が文藝春秋刊行の『シブい本』で取り上げてくれたときからの付き合いです。原作の『酒中日記』から好きな人を選び、カメラは『探偵はBARにいる』の田中一成さんにお願いして、3台のカメラで、予算内の5日間をフルに使って撮影。長時間のラッシュを半年間かけて編集し、100分以内にまとめました。

映画『酒中日記』をご覧になれば、都会美は哀愁にあること。だが、笑いなくしては生きられないことを感じて、人間が好きになっていただけると思います。さいわい、完成試写を見た人たちは爆笑し、公開も決まりました。私が大好きな文人たちがよりすぐりで出演しています。

宣伝予算の少ない小規模な作品ですが、一人でも多くの人に見ていただき、次回は3Dでシリーズ化したい(笑)と思いますので、ぜひお力添えください」。

「映画『酒中日記』原作・主演の坪内祐三と豪華作家陣の酒場交友録を映画館で楽しもう!」プロジェクトは「Makuake」にてクラウドファンディング実施中。

■Makuakeプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/shuchunikki/
《シネマカフェ編集部》

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